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むなかた子ども大学「ゼロカーボンコース」

更新日:2024年9月18日

私たちにできるゼロカーボンアクションを見つけてみよう

教育関係者・企業・団体・市民・行政が、さまざまな分野の学びの場を提供し、子どもたちの興味・関心を「志」へと変容させていく「むなかた子ども大学」。令和5年11月23日のメインキャンパスでは、「ゼロカーボンコース」を開催しました。このコースは、日々の生活で二酸化炭素の排出量をできる限り少なくする「ゼロカーボンアクション」への理解を深めてもらい、家庭での日々の行動変容を促すために、民間企業と連携し開催。当日は15人の子どもたちが参加しました。今回、授業風景やゼロカーボンアクションを紹介します。



1・2限目「エコ・クッキングでスイートポテトづくり!」

講師:西部ガス株式会社


環境に配慮した調理方法を学ぶ「エコ・クッキング」では、吉武地区の農業者の三木雅裕(みき・まさひろ)さんからサツマイモを提供してもらい、地産地消の大切さを学びました。調理中は食品ロスを減らすために野菜の皮まで使うことや、片付けの時には使い終わった皿を重ねないことで節水につながることを学びました。

授業終了後、子どもたちから「皮をむかないスイートポテトを作ることができてとても楽しかった」「明日から地産地消を心掛けたい」などの感想があり、調理を楽しみながらすぐにでも自分たちにできることを学ぶことができました。


スイートポテトをエコ・クッキング中!
宗像産のサツマイモを使ってスイートポテトをエコ・クッキング中!
「エコ・クッキング」は東京ガス株式会社の登録商標



3・4限目「発電の大変さ。省エネの大切さを知った工作講座」

講師:パナソニック株式会社エレクトリックワークス社


工作講座では、太陽光発電の仕組みや省エネの大切さについて学びました。実験では、手回し発電機のハンドルをみんなで一生懸命に回して電気を作り、発電の大変さを知りました。
実験後、太陽光電池を使った工作物を作りました。この工作物は、太陽の光で充電され、LEDを点灯させることができます。細かい手作業に苦戦している子どもたちもいましたが、みんな一生懸命に組み立て、無事に工作物を完成させることができました。
授業終了後、子どもたちから「太陽光発電のすごさを知った」「無駄なエネルギーを使わないようにこまめに電気を消したい」などの感想があり、実験や工作を通して、ゼロカーボンへの理解を深められた時間となりました。

一生懸命手回しで発電!
一生懸命手回しで発電!

みんなで真剣に工作をしました 
みんなで真剣に工作をしました
太陽光に当てて充電するとLEDが点灯!



授業で学んだゼロカーボンアクションを紹介

節水

お皿を重ねずに洗うことは節水につながります。こまめに水を止めるなど、無駄に水を使わないようにしましょう。

食品ロス

日本の食品ロス消費量は、年間約523万トン(令和3年度環境省推計)で、1人1日当たりおにぎり約1個分もあります。廃棄時に大量のCO2が排出されてしまうので、食品ロスを減らすために、野菜の皮などの可食部を取り除きすぎないように配慮しましょう。

地産地消

輸送にかかるCO2排出量を減らすことも大切です。意識して宗像産の食材を買うようにしましょう。

太陽光発電

太陽光発電を自宅に設置するなど、再生可能エネルギーを活用しましょう。

節電

こまめに電気を消しましょう。節電になるだけでなく、電気代を抑えることができます。また、こまめに電化製品のプラグをコンセントから抜くことも節電につながります。

  • 環境省HP「ゼロカーボンアクション30」 から引用