更新日:2024年9月30日
ブルーカーボンとは
海草や海藻など、海の生物の作用で海中に取り込まれる炭素のことを「ブルーカーボン」といいます。
このブルーカーボンにより削減されるCO2の量を価値づけし、企業・団体が購入することで企業・団体のCO2を間接的に削減するとともに、その購入費を地域の NPO・市民団体のブルーカーボンを保全するための活動資金などに還元することを「オフセットクレジット制度」といいます。
宗像市ではこのような制度の活用にあたって、産学官民の連携のもと調査・検討を進め、 海洋生態系の保全、地域の活性化、カーボンニュートラルといった社会課題の同時解決を目指していきます。(参考:第二次宗像市環境基本計画)
ブルーカーボンのメカニズム
中学生とアカモク種苗の取り付けを行いました!
令和6年1月20日、鐘崎漁港で漁業者と河東中学校の生徒でアカモクの種苗の取り付けを行い、その後、漁業者の協力で海底に設置しました。設置する漁網は、環境面に配慮した生分解性の糸により作られた漁網を使用しました。
また、「宗像ウニプロジェクト」の一環として、設置する一部の漁網に藻の食害被害対策で駆除したウニ殻の粉末を付着させ、海藻の生育比較を行いました。
「Save the Sea 」を掲げる本市は、 ブルーカーボン・クレジットの認証を視野に入れ、 藻場の創出による 漁業振興と地球温暖化防止を目指します。