子どもと一緒に活動できるボランティア団体「ママボラむなかた」~10月7日レポート~
更新日:2021年10月7日
こんにちは、ママレポーターの新田です。
子どもが生まれてから幼稚園・保育園に入園するまでの数年間、「仕事をするにしても、子どもは小さいしまだまだ一緒にいたい」「でも家事・育児以外のことで誰かの役に立ちたい」そんな思いを持つママたちも多いと思います。
今回紹介するのは、そんなママたちの受け皿になれればと設立された市内のボランティア団体「ママボラむなかた」。
コロナ禍でも意欲的に活動している、メンバーの皆さんを取材しました。
ママボラむなかたの活動や思いをインタビュー!
「ママボラむなかた」は宗像在住の子育て中のママが中心となり、今年6月に活動を開始。
「子どもと一緒に活動できる」ことが魅力のボランティア団体です。
活動は「お年寄りとの交流」「小中学生との交流」「ママ向けの活動」「プレママ向けの活動」の4事業。幅広い世代との交流が可能です。
所属メンバーは、その中から興味のある活動を選んで参加することが出来ます。
ママボラむなかたの活動内容。子どもと一緒に活動できるのが嬉しいですね
代表を務めるのは、3歳のお子さんのママであり、第2子出産も控えている米倉仁美さん。
設立の経緯や活動内容についてお話を伺いました。
ママボラむなかたを始めた経緯について教えてください
子どもが幼稚園に通い始め、日中に時間ができたことをきっかけに「家事・育児以外のことで何かしたい!」と考えるようになりました。
その中で、「誰かの役に立ちたい、子どもと一緒にできることをしたい」その両方を叶えたいと思った結果、ボランティア団体「ママボラむなかた」の設立に至りました。
コロナ禍での団体設立について不安はなかったですか?
不安は少しありましたが、せっかく「何かやりたい!」と思っていてもコロナのせいにして立ち止まってしまうのは勿体ないと思いました。
何より、メンバーの皆が何かしたいと考えているのは「今!」ですからね。
活動も制限されていると思いますが、これまでどのような活動をされましたか
日の里学園サポーターに登録して、日の里西小学校での丸つけのサポートへの参加や、上の子の習い事に付き添っているお母さんのために、隣の教室で下の子を預かる託児を実施しました。
どちらも自分の子どもたちを連れて、一緒に参加できる活動ですよ。9月には敬老の日に向けて、高齢者施設の皆さんへプレゼントを作りました。
- 日の里学園サポーターは、ボランティア登録をした保護者や地域住民が「できる事をできる時に」学校、児童・生徒たちをサポートする今年度から始まった事業です
高齢者施設へのプレゼント作りは各家庭で行いました
市内の高齢者施設へお渡し。大変喜ばれたそうです
これからどんな団体にしていきたいですか?
人となかなか会えない今、育児・家事だけだと苦しいこともあるかもしれません。
でも、外で誰かの役に立てていると実感できれば、自分軸が増えて日々楽しくなると思います。
そんなママたちの受け皿となり、「ママボラむなかた」が育児・家事以外の第3の居場所になることができればと思っています。
米倉さんの活動に対する思いがとても伝わってきました
現在メンバーは14人のママとその子どもたち。米倉さんの思いに賛同したママ友たちが中心となって始まった「ママボラむなかた」ですが、SNSやチラシを通じて活動を知り参加を決めたママも増え、輪が広がりつつあります。
メンバーの皆さんにも協力を仰ぎ、参加のきっかけや思いをまとめました
第1回目の定例会の様子(7月)
- 開催された赤馬館は今後親子ワークショップの会場として利用予定
コロナ禍で生まれた新しい子育てサロンに参加!
このコロナ禍でも、今できることを企画し実行するなど行動力のある米倉さん。
それを感じられたのがZoom(パソコンやスマホでオンライントークができるアプリ)を使ったオンライン子育てサロンの開催です。
外出自粛中の宗像在住ママたちの気晴らしになればと8月に初めて座談会を実施。その中で「宗像市内の幼稚園の情報が知りたい」という参加者の声を受け、再開催を決意します。
そして「在園児ママからの生の声が提供できれば」と参加者の募集と並行して、メンバー総出で市内全ての幼稚園、こども園の在園児ママを探してコンタクトをとり、翌週に実現!
このサロンは2週に渡って開催されました。
今年は例年以上に園での親子教室が少なかったり、近所の公園や子育てサロンで情報を得ることが難しかったこともあり、参加者からも好評で「コロナ禍で情報が少ない中、宗像市内すべての幼稚園、子ども園の情報を凝縮して聞けてとても良かった」「園によって入園方法が違ったり、メリット・デメリットも在園児ママだからこそのものがあって参考になった」などの声が聞かれました。
オンライン子育てサロン「在園児のママに聞く!幼稚園情報part2」の一コマ
9人のママたちが参加。もちろん子どもも一緒に参加OK
これをきっかけに、9月には市内の認可保育園をテーマとしたサロンを実施。在園児ママからの情報提供の他、市役所の保育コンシェルジュの方から申し込み手続き等について直接話を聞くという企画が開催されました。
今後もママボラむなかたの活動の一つとして、様々なテーマでオンライン子育てサロンを開催していくそうなので、ぜひチェックしてみてください。
ママボラむなかたの活動拠点「みどりtoゆかり日の里」も子育てママを後押し!
今話題のひのさと48にあるコミュニティカフェ「みどりtoゆかり日の里」。
元々お客さんでもあった米倉さんが「みどりtoゆかり日の里」運営責任者であり、宗像で「何か始めたい」という方への支援事業を手掛ける「(一社)Grandjour(グランジュール)」代表理事でもある吉武麻子さんに相談したことがきっかけで、「ママボラむなかた」と繫がりができました。
そして、「小さな子どもを持つママたちにもっと気軽にカフェを楽しんでもらい、ここでの出会いを通じて横のつながりを大切にしてほしい」という吉武さんの思いから、「みどりtoゆかり日の里」を活動拠点に。
地域に関わっているママボラむなかたの皆さんへ、ワンコインでドリンクとおやつがついてくる「mamaパスポート」を発行し、好評を得ています。
ワンコインでドリンクとおやつがついてくるのはありがたい!
「みどりtoゆかり日の里」運営責任者の吉武麻子さん
みどりtoゆかり日の里(写真はFacebookより提供)
畳スペースもあり子育てママにもやさしいカフェです。
皆さんもぜひ遊びに行ってみてくださいね!
緊急事態宣言中は休業。営業時間等はFacebook等を確認の上お越しください。
みどりtoゆかり日の里(外部サイトへリンク)
- Facebook: https://www.facebook.com/midoyuka.hinosato48/
- Instagram:https://www.instagram.com/midoyuka_hinosato/
「ママボラむなかた」YouTubeチャンネルで宗像市の子育て情報を配信中!
8月に開設されたママボラむなかたのYouTubeチャンネルでは、団体の活動紹介の他、宗像市内の子育て情報を配信しています。密を避けて楽しめるお散歩の場所や、子育て世代にお勧めの場所などママ目線のローカルな情報を得ることができますよ!
- YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCJBFdhl9He9blqlcK9oyoSg(外部サイトへリンク)
活動拠点「みどりtoゆかり日の里」のおすすめポイントも紹介
皆さんも子どもと一緒にボランティア活動をしてみませんか?
私は現在「むむハグ。」でママレポーターを務めて2年目ですが、始めたのはちょうど上の双子が幼稚園に入るタイミング。
怒涛の子育てが少し落ち着き「下の子も連れてできる何かをしてみたい」という思いがきっかけでした。
なので、今回「ママボラむなかた」の皆さんからお話を聞く中で、同じような気持ちを持っているママたちが宗像にはたくさんいることを知り、本当に嬉しかったです。
これからの活躍がとても楽しみな「ママボラむなかた」はまだまだメンバー募集中!
皆さんも子どもが小さいから「できない」ではなく、子どもが小さいからこそ「できる」ことをしてみませんか?
ママボラへの参加・ご依頼を募集中です!
(レポートは原文のままで掲載しています)
ママボラむなかた(外部サイトへリンク)
このページに関する問い合わせ先
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