足が速くなりたい子のかけっこ講座～5月13日レポート～

こんにちは、ママレポーターのソラママです。
むなかたタウンプレス令和5年3月1日号を読んでいたら、今年もにっこり文化講座「子どもかけっこ講座」の募集記事を発見。
息子に聞いてみると「行きたい！」と即答したので、さっそく申し込みました。

開催は３月２６日、宗像ユリックスのアクアドーム側にあるサーキットトレーニングコース。１時間ほどの講座です。
当日は天気が不安定でしたが、登録したメールアドレスに開催の連絡が送られてきて一安心。息子と会場に向かいました。

 

講座スタート！

参加者は４０人。小学1年生から6年生が対象でした。
講師はJSPOトライアスロンコーチをされている山中良晃さんです。
始まりの挨拶では、「かけっこ講座といっても、この１時間で急に走るのが速くなるわけではありません（笑）。講座の中で速く走れるようになるコツやポイントをみなさんにお伝えし、プリントにまとめてお渡します。ぜひ家に帰ってトレーニングしてみてくださいね！」と話していました。

講師の山中さん

 

まずはしっかり準備体操！

まずは講座の中で怪我をしないように、しっかりと準備体操。
上半身を動かす体操では、胸をしっかり張ったり腕を伸ばしたり、腰をゆっくり回す動きを中心に行いました。
足を動かす体操では、片足立ちでバランスを取り、挙げた方の足は膝を曲げてキープ！
アキレス腱を伸ばしたり、体をひねりながらジャンプしたり･･･なかなかハードな動きで、体操の時点で息が上がる子もいました。

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  山中先生の指示に従ってしっかり体を動かす子どもたち
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  体操も楽しそうです！

 

速く走るポイントを教えてもらいました

ポイントは次の3つ。このポイントを踏まえ、実際に走る練習も行いました。

1. 真っ直ぐ走る
2. 足踏みを速くする
3. 一歩を大きくする

真っ直ぐ走る

真っ直ぐ走ることを意識付けるため、コースに並べられたマーカーの間を、バランスを取りながらジャンプで進みます。
マーカーゾーンを過ぎたら、ゴールまで線上を真っ直ぐ走ります。

バランスを取りしっかり真っ直ぐ走れるよう練習します

 

足踏みを速くする（膝を速く入れ替える）

コースに並べられたマーカーの間を、足を素早く小刻みに入れ替えながら、つま先で着地して進みます。
この時、肘をしっかり曲げて動かくすのがポイント。手を動かすのではなく肘をしっかり振りましょう。

膝を速く入れ替えることを意識

 

一歩を大きく

一歩を大きくするため、線上でスキップをしながら進みます。この時も肘をしっかり振り、膝を高く挙げ、できるだけ高くスキップをすると良いです。

一歩が大きくなるよう大胆にスキップ！

 

３つのポイントを押さえて、実際に走ってみましょう

走る姿勢は、体の上体を足より先に前に出して進みます。スタート地点からマーカーまでは下を向いて走り、マーカーまで行ったら真っ直ぐ前を向いて走ります。
子どもたちは速く走るポイントを学んだおかげで、見る側からも分かるくらいカッコいいフォームになっていました。

状態を前に倒してスタート！

 

一人一人の走り方をチェックしてくれました

走る前に、山中先生から子どもたちへ速く走る３つのポイントをまとめたチェック表が配られ、小学生低学年にも分かりやすく説明してくれました。
その後、ゴール地点に山中先生がスタンバイし、子どもたちが走る様子をチェック。
一人一人に改善点や意識するべきところを指導していました。

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  一人一人指導してくれました
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  最後は足などをほぐす整理体操でリフレッシュ

 

山中先生のコメント

今回の指導はあくまで今の走りのレベルに合わせたものです。ご自宅で速く走る3つのポイントを踏まえて、動画サイトで走り方動画などを確認して練習してみてくださいね。
また、スポーツは勝ち負けだけの世界ではありません。健康のためにも、楽しく安全に運動を続けてほしいです。

参加した子どもたちは、しっかりと山中先生の話を聞き、練習に取り組んでいた姿が印象的でした。
山中先生の指導も分かりやすく、１時間があっという間の楽しい講座でした。

講座を終えた息子も、「楽しかったー！速く走れるように練習がんばろ！」と気合い十分。いただいたチェックシートを夫と眺めていました。

（レポートは原文のままで掲載しています）