玄海小が宗像大豆のひみつにせまる「種まき編」~8月30日レポート~
更新日:2023年8月30日
こんにちは、くすくすママレポーターです。
みなさん、普段大豆を食べていますか?
大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、タンパク質や食物繊維、アミノ酸などの栄養素が豊富です。
そして、なんと福岡県は大豆の生産量が全国第1位!
宗像市でも大豆栽培が盛んに行われていて、単位面積当たりの収穫量や品質で日本一に選ばれたことがあるほど高品質なんです!
宗像市の一部の学校では、1年を通して大豆の種まきから収穫までを学ぶカリキュラムを実施。
今回は、玄海小学校3年生の子どもたちが種まきに挑戦するということで、その様子を取材しました!
関連レポートはこちら
大豆は自然から生まれたバランス栄養食材
地元農家の畑で種まきに挑戦!
7月14日に、元気いっぱいの3年生12人が種まきに挑戦!
ちょうどよい曇り空で風もここちよく、作業しやすい気候です。
種まきをさせてもらうのは、地元農家である清水陽介さんの畑。
小学校から少し離れた場所にあります。
清水さんの畑へ出発!
清水さんは、宗像市牟田尻で水稲・麦・大豆の土地利用型作物と、路地野菜の複合経営を行う専業農家。
大豆は福岡県が開発した新品種の「ふくよかまる」。粒が大きく、甘くてコクがあるのが特徴です。
地域の小学校で出前授業を行うなど、地域貢献活動にも積極的に参加されています。
清水さんの話に熱心に耳を傾けています
「ふくよかまる」は、大きくふくよかに、幸福が訪れるようにと願いを込めて命名。語尾のまるは、大豆の形を表現しています
子どもたちは、授業で宗像大豆や大豆加工品について学習していることもあり、主婦である私よりも断然詳しくてびっくり!給食の献立にもよく出ているそうです。
お話の後は、実際にまく種を渡されました。
種が赤くコーティングされているのは、鳥や虫に食べられないようになんだとか。
穴に種を2粒ずつ入れて、土を被せます。
赤くコーティングされた種
穴に種を2粒ずつ入れます
何故2粒?
大豆から芽が出る時、1粒で土を押し出すのはとっても大変!2粒の方が芽が出やすいんだそうです。
「種も協力し合って芽を出しているんだよ」という説明を受け、自分たちに置き換えて協力して種まきをしている子どもたちの姿が微笑ましかったです。
和やかな雰囲気の中、作業を進めます
手が真っ赤に!頑張った証だね!
種まき終了!みんないい顔してます
みんなで協力して、あっという間に約300平方メートルの畑に約800粒の種まきが終わりました!
植えてから3日ほどでかわいい芽が出てくるそうで、子どもたちは「楽しみだねー」と話していました。
大豆の種の残りは持ち帰らせてもらい、学校内の畑でも育てます。
子どもたちは丁寧に畑の草取りを行い、種まきまで頑張っていました。
学校花壇にも大豆の種まき。大きくなあれ
「食のまち宗像」だからこその授業
今後の宗像大豆栽培は、以下のようなカリキュラムで行われ、随時、取材に伺わせていただく予定です!
- 9月:育った枝豆を収穫して塩茹で調理
- 11月:大豆収穫
- 1月:味噌作り
- 2、3月:宗像大豆のPOPを作成し、道の駅むなかたに設置
こんな貴重な体験を年間通してできるのは、農産物が豊富な「食のまち宗像」だからこそ!
子どもたちも、自分たちが育てた大豆を食し宗像大豆への想いが深まる。
食べ物を大切にする心を養うことで、地産地消の宗像愛も深まる。
とても素敵な取り組みだと思いました。
(レポートは原文のままで掲載しています)
このページに関する問い合わせ先
総務部 秘書政策課 広報政策係
場所:市役所本館2階
電話番号:0940-36-1055
ファクス番号:0940-37-1242