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基本的な生活習慣が、学力を支える。求められる親力!?

更新日:2015年03月23日

基本的な生活習慣が、学力を支える 求められる親力

子どもたちの基本的な生活習慣の確立が、子どもたちがよい状態で学習や学校生活に臨むことができるという点で、学力の支えになっています。子どもたちが基本的な生活習慣を身につけるには、家庭での大人の関わりが不可欠です。私たち大人もこの機会に子どもを育てるための親の力「親力」について振り返ってみましょう。

大人が子どもへの接し方を意識的に変えて、工夫を加えることで、驚くほど子どもは伸びていきます。では、基本的な生活習慣を身につけるために、私たち大人はどんな関わり方をすればいいのでしょうか。子どもの生活習慣について、8月に開催された小学校の校長先生と保育園の園長先生の合同研修会で話題になった事がらで、求められる「親力」を一緒に考えてみましょう。


あいさつや返事、正しい言葉遣いができています

特に、「はい」と返事をしない子どもや、「先生、プリント」など、単語だけを話す子どもが多いようです。あいさつや返事は社会生活の基本です。あいさつや返事をできる子にするためには、まずは、あいさつを大人からしてみること。返事は、大人がお互いに呼ばれたら必ず「はい」と返事をする姿を、子どもに見せ続けることが大切です。また、「ママ、お茶」だけで子どもの気持ちを先読みしてお茶を出すのではなく、子どもが「お茶をください」と言うことができるように促すことや、大人も普段から言葉遣いに気を付けて話すなど、手本を示すことも大切です。


あえて見守ることができていますか

学校へ忘れ物を届けたり、雨の日に送迎したり、子どもが困らないように何でもしてしまう大人が増えているそうです。子どもを大切に思う気持ちは分かります。しかし、子どもは成功体験だけでなく、失敗やつらい経験をすることで多くのことを学びます。忘れ物をして先生に注意されたり、困ったりすることで反省し、自分自身の身の回りのことをしていく経験を積み重ねていくことで、自己管理能力を高めていきます。例えば、リボン結びがなかなかできない子も、あえて、ひも靴をはかせるという環境を与えることで、一時的には苦労しますが、自然とリボン結びができるようになるでしょう。子どものつらそうな顔は見たくないものですが、それは、実は歯を食いしばって頑張っている成長の瞬間なのかもしれません。あえて、見守ることも必要ではないでしょうか。


 子どもの生活リズムを整えることができていますか

仕事の忙しさから、大人の生活リズムに合わせざるを得ない状況があるかもしれません。大人時間に合わせた子どもは寝不足で、朝ごはんをしっかり食べることができません。朝ごはんを食べていない子どもは勉強に集中できず、不機嫌になったり、情緒不安定になったりし、ちょっとしたことでケンカになるなどの問題行動も増えているそうです。特に、寝る時間が大切です。寝る時間が同じなら、起きる時間やその後の活動もスムーズです。6歳までは遅くても9時に、小学生は10時までに寝られるように環境を整えましょう。


テレビやゲームなどメディアに触れる時間を制限できていますか

昨年度の「市の子育てに関するアンケート調査」の保護者回答結果と、市の小学6年生を対象とした「学習状況調査」とを比べてみると、大人が思っている以上に子どもがメディアに触れる時間が長いということが分かりました。

日本小児科学会は、メディア接触の低年齢化、長時間化の問題を指摘しています。メディア漬けの生活では、外遊びの機会を奪い、人との関わり体験不足を招きます。睡眠不足やコミュニケーション能力の低下などを生じさせ、その結果、心身の発達の遅れやゆがみが生じた事例が実際に起きています。

テレビが生活の一部になってしまっている私たち大人世代が、その結果を素直に受け入れられないことは事実ですが、子どものために見る時間を制限する必要もあるようです。


子どもを育てる「親力」の向上を

子どもは、生活環境から大きな影響を受けています。また、大人が思っている以上の底力を持っています。日々の生活の中でさまざまなことを経験しながら、子ども自身が自分のことを考え、自分で決断し行動できるようになること。これこそが子ども自らが学習に取り組もうとする学力向上の基盤になります。

子どもたちの学力向上やそこからつながる「生きる力」を育成するためには、私たち大人が子どもの成長にとって本当にいいことなのかを考え、手本を示したり、見守ったり、環境を整えたりする大人としての力、「親力」が、今求められています。

このページに関する問い合わせ先

教育子ども部 子ども育成課
場所:市役所西館1階
電話番号:0940-36-1214
ファクス番号:0940-37-3046

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