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発達障がいを知っていますか?

更新日:2018年04月16日


温かい目で見守る地域を目指す

発達支援センターが3月22日オープンし、これまで以上に子どもたちの成長を手助けしていきます。以前に比べて耳にする機会も多くなった「発達障がい」という言葉ですが、まだ理解が進んでいるとはいえない状況です。今回は、発達障がいについて紹介します。

「発達障がいってなあに?」

「怠けているわけでもない」「育て方に問題があるわけではない」のに、学習や集団での行動に困っている子どもたちがいます。例えば、おしゃべりだけど字を書くことが苦手、気が散りやすい、友達がうまくつくれないなど。本人自身も困っているし保護者も育児がたいへんです。 発達障がいとは、学習障がい、注意欠陥多動性障がい、広汎性発達障がいなどを言います。いずれも知的には問題はありませんが、脳機能に何らかの課題があるためにこのような障がいが起きると分かっています。

学習障がい(LD)

聞く、読む、話す、書く、計算する、推論するという学習に必要な能力のうち、1つか2つ以上を、どんなに頑張ってもなかなか身につけることができない状態をいいます。

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注意欠陥多動性障がい(ADHD)

自分をコントロールする力が弱く、注意力や集中力に欠ける、じっとできない、衝動が抑えられないなどの症状があります。

広汎性発達障がい(自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群)

脳の中枢神経がうまく働かないことによる生まれつきの障がいで、コミュニケーションがうまくとれない、人と上手につきあえない、イメージする力が弱く目に見えないと分かりづらい、こだわりがあるなどの症状があります。目で見たものの記憶や理解はおおむね得意で、音や味、感触、痛み、恐怖などの感覚が鋭すぎたり、逆に鈍かったりなどの特徴のある子どもも多くみられます。

「なぜ、そうなるの?」

「発達障がい」は生まれつき脳の中枢神経系がうまく働かないことが原因ではないかと考えられています。性格やしつけの問題、愛情不足などの心の問題とは違います。 いっけん、障がいがあるようには見えません。人から見ると「しつけがなっていない」「甘やかしとる」「変わっとうね」ととらえられることが多いようです。 親も「きちんとしつけないといけない」と焦るので、必要以上にしかってしまいがちです。でも、思ったように「しつけ」がうまくいかない、さらにイライラしてしかりすぎてしまうという悪循環に陥るケースが多数見受けられます。これは、その子の脳機能障がいの特性、例えば音や味、感覚、痛み、恐怖などの感覚が鋭すぎることや鈍すぎること、じっとできない、触りたい、動きたいなどの衝動が抑えられない、思考の違いなどから起こることなのです。

「どんな子育ての悩みがあるの?」

発達相談では、次のような相談をよく受けます。

言葉に関すること

言葉の発達が遅い、いくつかおしゃべりしだしたのに単語が増えない、いつまでも単語で話す、言い間違いが多い、しゃべるが場面にそぐわない、一方的にしゃべるなど

活発すぎること

少しもじっとしない、活発すぎて外出がたいへん、飛び出してしまう、ほかの子と集団活動させたいのに部屋から飛び出す、教室から飛び出す、危険なことも顧みないなど

コミュニケーションが苦手なこと

会話になりにくい、気持ちの共有が難しい、相手の気持ちが分からない、自分の興味のあることはやり取りできるが興味がなければ反応しないなど、周りの人から見て聞いているのか、どこまで分かっているのか分からないなど

かんしゃくがひどいこと

好きなことを止められるとパニックになる、言いだしたらきかない、理由が分からないタイミングでかんしゃくを起こすなど

こだわりがあること

道順や手順にこだわる、物の位置、「ここはこうしたい」という気持ちの強さ、人や服、食、場所などへのこだわりがあり、気を使うなど

敏感、神経質であること

音に敏感に反応する、人ごみを嫌がる、食べ物を細かく選ぶ、においやちょっとした変化に敏感、とても怖がりなど人によってそれぞれ内容は違いますが、このようなことが複数重なって育てにくさにつながっているようです。

市の取り組み

市では、乳幼児健診や就学時健診を実施していますが、特に1歳6カ月健診、3歳健診、就学時健診で支援が必要な子どもに早く気づいて、保護者への育児支援を始める研究、取り組みを行っています。

「健診の様子」
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何らかの支援が必要と判断される割合は、1歳6カ月健診では、平成18年度に受診者の19パーセント、19年度は25パーセント、3歳健診では18年度に20パーセント、19年度に21パーセント、就学時健診では18年度に5パーセント、19年度に9パーセントでした。健診後も何らかの子育て支援に取り組んでいます。
教育委員会、小・中学校の現場では、支援を必要とする子どもに、その子に合った教育ができるよう「特別支援教育の推進」に取り組んでいます。
乳幼児期に見守りを始め、その後も継続するなかで、次第に特別な支援が不要になる子どもが大半です。
しかし、なかには長く支援を継続する必要のある子どももいます。専門支援を必要とする子どものために乳幼児期から就学後も継続した支援が続けられるよう保健、福祉、教育が連携しています。

発達支援センターの役割

発達支援センターの役割は、子どもにかかわる人が子どもの特性を理解し、健やかな育ちができるよう支援することです。
乳幼児期から就学後も継続した支援ができるよう、拠点として機能するとともに、育児不安の軽減、発達障がいが引き起こす可能性のある虐待、不登校やいじめ、不適応、精神疾患などの予防の一端を担います。
職員は、センター所長、特別支援教育士(保健師)2人、幼稚園教諭、言語聴覚士が常駐し、非常勤の心理士と計6人で次の業務に取り組みます。

  1. 発達相談
    乳幼児から小・中学生までの子どもの成長・発達や育児の悩み、友達関係や学習などに関する相談を受け付け

    「発達支援センターの相談室」
    発達障がいを知っていますか?03

  2. 検査
    相談を受けた後、必要に応じて子どもの特性に合わせた発達検査や、言葉の発音が不明瞭(ふめいりょう)なときにする発音検査などを実施
  3. のぞみ園での療育事業(市社会福祉協議会に委託)
    未就学の子どもを対象に、専門指導員や作業療法士、言語聴覚士などが小集団や個別でさまざまな遊びやその子に合った練習に取り組み、子どもの成長発達を支援
  4. 巡回相談
    市内の保育所や幼稚園などを訪問し、園の先生らへ子どもに合った取り組みを助言
  5. 研修・啓発
    発達障がいの理解を広げるために、市民向けの研修、保育所・幼稚園の先生方への専門研修を実施
  6. 体制の充実
    発達支援に必要な関係部署、専門機関と連携調整し、体制の充実を目指す
  7. 福岡教育大学との連携
     発達支援の専門機関である「福岡教育大学・特別支援教育センター」の助言を受け、常に相談や支援の質の向上を目指す

子どもの特性に早く気づき理解して、適切な支援を始めることで、将来が大きく違ってきます。学習や友達との関係でつまづいて「自分はダメな人間なんだ」と自信をなくしたり、心をすり減らすことのないよう、子どもの特性を理解し、健やかな成長を願い、育ちを手伝うことが発達支援センターの主な仕事です。
 将来、自立した大人となって、また次世代を生み育てていってほしいと願っています。

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このページに関する問い合わせ先

教育子ども部 子ども相談支援センター(子ども支援課)
場所:市役所西館1階
電話番号
(総合相談)子ども家庭相談室:0940-36-1302
発達支援室:0940-36-9098
教育サポート室エール:0940-36-8303
子どもの権利相談室“ハッピークローバー”:0940-36-9094(一般)/0120-968-487(子ども専用フリーダイヤル)
ファクス番号:0940-37-3046

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