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子どものこと一緒に考えましょう

更新日:2018年04月16日

開所して3年目になる発達支援センター。平成22年度の相談件数は1400件を超え、身近で気軽に相談できる場所として定着してきたようです。相談内容は十人十色ですが、話をする中で「なるほど、意外とそうなんだ」と保護者のみなさんが気付くことも多くあるようです。

感覚が敏感にできている人がいる

私たちは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚(きゅうかく)、触覚の五感の他にもいくつかの感覚を持っていますが、その感覚を人より敏感に感じ過ぎてしまい、つらくて耐え難い思いをしている人がいます。

音に敏感

遠くの小さな音が聞こえたり、微妙な音の違いを聞き分けられたりすることがあります。耳の感度がいいと、人ごみの中のさまざまな音や人の何気ない会話が一気に耳に入り、うるさくて仕方がなくなります。大きな音は頭に響いてしまうこともあるようです。

子どもは、大人ほど上手に嫌な感覚から逃げたり避けたりできないので、イライラや不安な気持ちを泣いたり、かんしゃくを起こしたり、その場から逃げ出したりすることで表現します。

味覚が敏感

味の違いに敏感で、例えば同じハンバーグでも「お母さんの」と「おばあちゃんの」を見分けたりします。

限られた食べ物以外は口にしようとしないため偏食になることが多く、味の変化の少ない白いご飯ばかりを食べる人もいます。時には、しつけがうまくいかないと保護者を悩ませる原因にもなります。

嗅覚が敏感

遠くにいても、嫌いなにおいに気づいたり、何でもにおいを嗅いで確かめたりします。

ジメジメした季節独特のにおいや、デパートのようにいろいろなにおいが混ざり合う場所など、他人が気にも留めないようなにおいをきつく感じて、気分が悪くなることもあります。

物の位置や形の変化に敏感

物の位置が少しでもずれていたり変わっていたりすると、イライラして落ち着かないことがあります。

また、「身近な人の髪形や化粧が違うと不安になる」「お弁当箱は楕円(だえん)形じゃないとだめ」など、少しの変化も気持ち悪いと感じるようです。

保護者のみなさんは「このことは、わざわざ人に言うほどのものなのか」と迷うこともあるようですが、話を聞いてみると子どもが不機嫌になる理由などが見えてきます。センターは、子どもが不機嫌になる理由などを分かりやすく説明する役割も担っています。

「敏感さ=発達障がい」ではありません。理由がわかるとホッとでき、子どもとゆっくり関われるようになります。どうしたらいいのかは、それから一緒に考えていきます。

 

「不器用さ」って不安になりやすい

「園や学校に行きたくない」「どうせ自分はダメなんだ」と自信をなくしてセンターにやって来る子どもは珍しくありません。

話を聞いて調べてみると、共通して運動面や手先の動き、「目と手」を協調させて作業することに不器用さがみられるようです。

例えば、ボール遊びの時は、ボールを目で追いながら感覚で距離を測って動いて捕る、捕ってまた相手に合わせてボールを投げるように、「目と体」を使って活動します。

学習の場では、黒板やドリルの書き写し、音読などのように「目と手」の協調運動で成り立っていることがたくさんあります。

実は、この当たり前に思える活動は、「目と手」「目と体」を器用に使って距離や力加減を調整しながらする高度な活動なのです。本人は頑張っているのに結果が思うようにいかず、自信を失ってイライラしていることがとても多いようです。

時々、自分の100パーセント以上の力を出し切った時にできることがあるために、「やればできる」と周りに思われ、「頑張れ」と言われ励まされます。力を出し切った後は、ぐったりするため「怠けている」と誤解されることがあります。そのような経験の積み重ねが、自信をなくしてしまうことにつながり、自己評価がとても低くなってしまいます。

不安は怒りに変化しやすく、園や学校でトラブルになったり、家で親や兄弟姉妹に当たったり、自分自身を痛めつけたりしてしまいます。

センターでは、「性格のせいではないこと」「まずは不器用さを理解してあげることが大切」と周囲の人に説明して、下記のようなアドバイスをしています。

子どものころに体を使って遊ぶことが大切です。ボール遊び、ブランコ、滑り台、鬼ごっこ、泥遊び、ままごと遊びなど、子どもらしい遊びをすることが「目と手」の協調運動の練習にもなり、将来に役立つことになります。

  不器用さへのワンポイントアドバイス

(1)ゆっくり何度かやってみる

(2)今から取り組むことの手順を事前に知らせておく

(3)結果だけではなく、取り組んでいる途中に褒める

(4)その子に合った課題を与えたり、本人が自分に合った課題を選択できる環境をつくる

(5)文字などを大きく書いた後、だんだん小さく書く練習をするなど、大きな動きから徐々に小さな動きを練習する

(6)楽しいことを大切にするなど

このページに関する問い合わせ先

教育子ども部 子ども相談支援センター(子ども支援課)
場所:市役所西館1階
電話番号
(総合相談)子ども家庭相談室:0940-36-1302
発達支援室:0940-36-9098
教育サポート室エール:0940-36-8303
子どもの権利相談室“ハッピークローバー”:0940-36-9094(一般)/0120-968-487(子ども専用フリーダイヤル)
ファクス番号:0940-37-3046

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