ゼロ市債の活用による建設工事の早期発注について 最終更新日:2025年2月11日 (ID:1125) 印刷 宗像市では公共工事の施工時期の平準化を図るため、新年度分の公共工事の入札や契約を前年度中に行うことができる「ゼロ市債」を活用します。 1.ゼロ市債とは 市の会計は単年度会計であり、工事等の発注は原則として、新たな年度になってから入札・契約手続きを行います。このため、新年度当初に工事の閑散期が生じます。 「ゼロ市債」では、単年度会計の例外である債務負担行為を設定することにより、前年度中に新年度の公共工事の入札や契約が可能となり、新年度当初において速やかに工事に着手することができます。 債務負担行為を設定する年度には支出はゼロであり、前払金等の支出は新年度以降になることから、「ゼロ市債」と言われています。2.発注方法等について 通常の発注工事と同様に公告又は指名通知・入札を行います。 なお、ゼロ市債による発注工事については、工事名に「(ゼロ市債)」と明記し、併せて工事着手日等の留意事項を特記仕様書に記載します。3.前払金等の取り扱いについて ゼロ市債を活用した工事の前払金請求時期は、翌年度の4月1日以降となります。