「11月は自治会加入促進月間」 最終更新日:2024年10月30日 (ID:1385) 印刷 加入しやすい自治会へ 役員選出方法の工夫を紹介 市内141の自治会は、地域に住んでいる人たちが協力し合い、豊かで住みよいまちづくりを目指す自治組織です。自治会では清掃活動や防犯パトロールなどの見守り、防災の取り組み、交流イベントなどの活動が行われています。今回、自由ヶ丘南第一区会自治会の園田さんに役員選出時の取り組みを聞きました。 園田幸子さん(自由ヶ丘南第一区会福祉委員長) 自治会役員輪番制を廃止 自由ヶ丘南第一区会自治会では、役員選出時の輪番制を廃止し、高齢者(76歳以上)を除く年代別の班をつくり、そこから代表として役員を出しています。選出方法は班ごとに考えています。20~30歳代の班は基本的にライングループでやり取りをしたり、60歳代の班では「年に1回は懇親会をしよう」と決まりを作ったりしています。班の中では、「同年代だと話しやすい」「子ども会で関わっていた人たちと久しぶりに話せてよかった」などの意見があり、今後もさまざまな年代の人に役員として自治会に関わってもらいたいと思っています。 なぜ輪番制を廃止しようと思ったのですか? 数年前から、高齢のため役員ができないという理由で、自治会を退会する人が増えてきました。組からは、役員を出せないから選出方法を変えてほしいという要望も出ました。これまで何十年間も各組からの輪番制で役員を選出していましたが、高齢化率が54.8パーセントにもなると選出が難しく、新しい選出方法はないかと検討した結果、この方法にたどり着きました。ただし76歳以上でも元気な人には個別に就任のお願いすることもあります。 これからの自治会の在り方について懇親会で語り合う役員選考班 変更するときに大変だったことはありますか? 新しい取り組みに対して自治会の中で反対意見もあり、一時的に自治会退会者が増えてしまいました。それでも何もしなければ状況は変わらないため、手探りでも進めていきたいと考えています。私たちの取り組みが、役員選出に悩んでいる自治会の一助になれば幸いです。これからも「安全、安心で住みよい自治会」の継続のためにがんばります。 自治会に加入するには 自治会加入の申し込みは、下記の「自治会加入申込フォーム」からできます。自治会長が分からないときは、市コミュニティ協働推進課まで気軽に問い合わせてください。 関連リンク 自治会加入申込フォーム(外部サイトにリンクします)