考えてみよう「人権とは」 最終更新日:2015年3月24日 (ID:1506) 印刷 「人権」という言葉からあなたはどんなことを思い浮かべますか。「とても大切なもの」それとも「何だか堅苦しくて難しいもの」「自分にはあまり関係ないもの」でしょうか。 「人権」とは、「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」。「人間が人 間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」で、「身近で大切なもの」「日常の思いやりの心によって守られるもの」だと考えています。子どもたちに は、「命を大切にすること」「みんなと仲良くすること」と話しています。 「人権」は、難しいものではなく、誰もが心で理解し、感じることのできるものです。 近年では、保護者からの虐待が原因で子どもの命が奪われたり、パートナーからの暴力によって心や体に深い傷を受ける人もいます。 高齢者、障がいがある、同和関係者、外国人などの理由で差別を受けることもあります。ハンセン病に対する誤った知識や偏見のため、現在でも故郷に帰ることができない人もいます。 国内では、さまざまな人権課題が存在し、今なお、多くの人が人権侵害に苦しんでいます。 どれもが悲しく痛ましい人権問題です。このようなことがどうして起こるのでしょうか。どうすればこのようなことをなくせるでしょうか。 答えは一人ひとりの人権意識にかかっています。