フレイル予防で健康長生き! 最終更新日:2021年9月14日 (ID:1699) 印刷 「フレイル」になっていませんか? フレイルとは 「フレイル」とは、高齢期に老化が進み、心と体が衰えた状態のことを言います。健康な状態と、介護が必要な状態の間であり、加齢による低栄養や筋力・筋肉量の減少、社会とのつながりの減少などがお互いに関連しあい、そのままにしておくとフレイルが悪化し、徐々に介護が必要な状態になります。(東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢:作図改編) かんたんフレイルチェック~こんなことありませんか?~ まずは、フレイルになってないかチェックしてみましょう。 半年で体重が2~3kg以上減った 歩くのが遅くなった 疲れやすくなった 筋力(握力)が低下した 体を動かすことが減った 上記項目のうち、3つ以上当てはまる人は「フレイル」、1~2つ当てはまる人は「フレイルの予備軍」の可能性があります。早くフレイルの状態に気づき、生活習慣などの改善を行うことで、健康な状態に戻ることができます。 「お口」のフレイルも予防しよう! フレイルはにお口のささいな衰えでおこる、「オーラルフレイル」があります。固いものがかみにくくなった…、お茶や汁物でむせやすくなった…といった変化はオーラルフレイルの入り口です。食べたいものをいつまでもおいしくいただくために、オーラルフレイルを予防しましょう。 フレイルを予防するには? フレイルを予防するには、「栄養」「運動」「社会とのつながり」が重要です。 栄養 1日3食、主食・主菜・副菜の三品を揃えましょう1日3度の規則正しい食事は栄養不足を防ぎます。定食にみられる「一汁三菜」を基本に献立を考えると主食・主菜・副菜がそろって、バランスが整います。 たんぱく質をしっかりと動物性たんぱく質(肉や魚介類、卵)や植物性たんぱく質(大豆・大豆製品)を主としたおかずを毎食取り入れましょう。 運動 高齢期になると、筋肉量が低下していきます。特に足腰の筋肉は、立ち上がったり、歩いたりと日常生活に不可欠な動きにかかわっています。足腰の筋肉が減ると、バランス力の低下による転倒のリスクが高まります。自分らしく元気に好きなことができるよう、足腰の筋肉を鍛え、転倒を予防しましょう! 社会とのつながり 社会とのつながりを失うことは、フレイルの最初の入り口であると言われています。友人や仲間といった「人とのつながり」を維持することが大切です。 外に出ましょう 友人や知人などと交流する。 買い物やウォーキングをする。 地域の活動に参加しましょう ボランティア活動や趣味サークル、運動教室やサロンなどの通いの場に参加する。宗像市内で地域の住民の方が主催している運動教室はこちらから フレイル予防にオススメ!週間カレンダー 市健康課では、フレイル予防を習慣的に行っていただけるように週間カレンダーを作成いたしました。下記から印刷し、冷蔵庫に張るなど普段目に付くところにおいて、ご活用ください。例:月曜日 週間カレンダー(PDF:1.81メガバイト)