令和2年度介護保険特別会計 (事業勘定) 決算 最終更新日:2021年10月26日 (ID:1814) 印刷 令和2年度の決算額は、歳入79億9,283万円に対し、歳出77億4,715万円となりました。決算額の差、約2億4,568万円は令和3年度に繰り越し、概算で超過交付された国庫負担金等を返還、残りは団塊の世代の高齢化に備え、介護給付費準備基金(注1)に積み立てます。 年々増加する介護保険事業費 介護給付費と地域支援事業費は年々増加傾向にあり、歳出全体の約9割を占めています。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で前年と比べ0.24%の減少となりましたが、高齢化社会の進展によって今後も増加することが予想されます。 みんなで支えあう介護保険 介護保険制度は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、社会全体で支えあう制度です。国・県・市が負担する公費(税金)と40歳以上の人の保険料で運営され、みなさんが納付した介護保険料は、訪問介護や通所介護などの介護サービスや介護予防のための取り組み、自立した生活のための支援などに使われます。 今後も安定した介護保険事業を運営していくため、適正な介護給付を行い、介護保険事業の健全な運営に努めます。 (注1)急激な給付費増などに対応するために、介護保険料の黒字分を積み立てています