令和3年度 介護保険 特別会計 (事業勘定) 決算 最終更新日:2023年6月22日 (ID:1815) 印刷 令和3年度の決算額は、歳入79億7,763万円(前年度比0.2%減)に対し、歳出77億6,787万円(前年度比0.3%増)となりました。決算額の差、2億976万円は令和4年度に繰り越し、概算で超過交付された国庫負担金等を返還、残りは団塊の世代の高齢化による急激な給付費増などに対応するために、介護給付費準備基金に積み立てます。 年々増加する介護保険事業費 介護給付費と地域支援事業費は年々増加傾向にあり、歳出全体の約9割を占めています。令和3年度は、ワクチン接種などの新型コロナウイルス感染症対策が進んだことから、介護サービスの利用が戻り、介護保険事業費が増加しました。 みんなで支えあう介護保険 介護保険制度は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、社会全体で支え合う制度です。国・県・市が負担する公費(税金)と40歳以上の人の保険料で運営され、みなさんが納付した介護保険料は、訪問介護やデイサービスなどの介護サービスや介護予防のための取り組み、自立した生活のための支援などに使われます。 今後も安定した介護保険事業を運営していくため、適正な介護給付を行い、介護保険事業の健全な運営に努めます。