バスの乗り方教室がスタート「みんなで乗れば公共交通の未来が変わる!」 最終更新日:2024年6月27日 (ID:1841) 印刷 考えよう 10年後の私のために 「市のバスの利用方法がよく分からない」などの声に応え、バスの乗り方教室を始めました。市コミュニティバスやふれあいバスの利用者の約8割は70歳以上の高齢者。市では高齢者が運転免許証を自主返納した後の移動手段として、バスの利用が生活に定着することを目指しています。 公共交通の現状を知る 南郷コミセンで「バスの乗り方教室」を3月7日に初めて開催。地域の高齢者を支える南郷地区のボランティアが参加しました。江口陽介さん(NPO法人市民生活センターふくしの家)が、住民同士の支え合いの中でできる公共交通を使った移動支援の事例を紹介。市職員が公共交通を取り巻く厳しい現状(運転手不足、利用者が少ない路線の縮小など)を説明。将来の移動手段の備えとして「まずはバスに乗ってみよう」と呼びかけ、運行ルートや時刻表の使い方などを説明しました。 南郷地区のコミュニティバス コミュニティバス乗車体験 同教室の参加者の中から希望者を募り「バスでお買い物モニタリングツアー」を3月15日に実施。コミュニティバスに乗車し、実際のバスルートでサンリブくりえいと宗像へ。買い物スタンプラリーや食事を楽しみました。バス内は会話が弾み、いつもの地域をバスで巡ることで新たな発見も多く、さながら「大人の遠足」のようでした。参加者からは「初めて乗った」「運転免許証返納前に1回は乗った方がいい」という声がありました。 実際のルートでサンリブへ 車内では街並みを見て話が弾みます 店内での買い物スタンプラリー バス教室を活用しませんか 市では「バスの乗り方教室」を随時開催予定です。将来の移動の備えとして公共交通の実態や乗り方を知りたい団体はぜひ利用してください。 期間 随時 場所 市内 対象 コミュニティ、自治会、市内の団体 10人以上のグループ 内容 コミュニティバスで市内を巡り、バスを活用した取り組み(買い物など)を体験 申込・詳細は問い合わせを 申し込み・問い合わせ先 高齢者支援課 :0940-36-1285 都市再生課 :0940-36-9777