令和2年度国民健康保険特別会計 (事業勘定) 決算 最終更新日:2021年11月2日 (ID:1892) 印刷 令和2年度の歳出決算額は、98億111万円(前年度比0.2%減)で、これに対して歳入決算額は、100億369万円(前年度比1.3%減)で、差し引き約2億258万円の黒字でした。ただし、この中から令和2年度に概算で超過交付された国庫支出金等1億1,609万円を令和3年度に返還、残りは国民健康保険基金に積み立てます。 年々増加する医療費 年間平均の加入世帯数は12,554世帯で、前年と比べると63世帯減少、被保険者数も1.8%減の19,748人でした。一方、1人当たりの医療費は年々増加傾向にありますが、令和2年度は394,623円(前年度比3.6%減)と減少しました。これは、全国的な新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えのためで令和2年度に限ってのものと考えられます。 みんなで支えあう国民健康保険 国民健康保険制度は、国・県・市が負担する公費(税金)と被保険者が納める国民健康保険税(国保税)で運営され、医療費の負担をみんなで支えあう制度です。国保税は歳出に見合った税率の見直しを毎年度行っているため、医療費の増加は税率の増加に影響します。近年、1人当たりの医療費は増加傾向にあります。医療費の伸びを抑制するために、疾病の早期発見・治療につながる特定健診の受診やジェネリック医薬品の使用促進など、みなさんの理解と協力をお願いします。