知っておきたいお薬あれこれ 最終更新日:2024年11月20日 (ID:1907) 印刷 薬の知識や制度を知って、健やかな毎日を送りましょう。 お得なジェネリック・便利なリフィル処方せん 薬の価格が気になるあなたに! ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先に開発された薬(先発医薬品)の特許期間終了後に、他のメーカーが同じ有効成分・効き目を申請し、国が承認した医薬品です。安全性は先発医薬品が長年使用されたことで確認されていて、品質や有効性は国の承認基準をクリアしたことによって確保されています。開発コストが抑えられるため価格が安いジェネリック医薬品を選択することは、みなさんの経済的負担や国保税の軽減につながります。 ジェネリック医薬品への切り替えは医師か薬剤師に相談を 「リフィル処方せん」ってなに? 病状が安定しているなどで医師が認めた場合、認められた回数(2~3回)までは医師の診察を受けずに、薬を受け取ることができます。1回目は必ず診察が必要なので、希望者は医師に相談してください。 同処方せんが使用できない薬があるため医師に相談を 「お薬手帳」を活用しましょう! 処方された薬の名前・量・回数・服用方法などを記録する手帳です。複数の病院にかかる場合、医師や薬剤師に手帳を見せることで、薬の履歴を伝えたり、注意が必要な飲み合わせなどを確認したりできます。また、薬の重複を防ぎ、医療費を抑えることができます。 マイナ保険証の利用でも適切な処方を受けることができます 宗像薬剤師会からのメッセージ (一社) 宗像薬剤師会・坂口尚登会長 今年10月から、ジェネリック医薬品があっても先発医薬品の処方を希望する場合、一部負担金に加えて特別料金が発生するようになりました。この機会にジェネリック医薬品の積極的な利用をご検討ください。また、リフィル処方せんを利用すると時間と料金の負担軽減が見込めます。どちらの制度もすべての処方に適用できるものではないので、かかりつけの医師・薬剤師に気軽にお声がけください。