色々などんぐりを探してみよう!むなかたにっこり文化講座~12月10日レポート~ 最終更新日:2022年12月10日 (ID:2720) 印刷 こんにちは。ママレポーターの小野です。すっかり秋も深まり、朝晩は寒さを感じるようになりました。宗像の景色も優しい秋色カラーの木々が増えています。さて10月16日、にっこり文化講座「どんぐり講座」へ息子と一緒に参加。樹木医である田中克奉先生(東邦レオ株式会社)に、樹木の話や芝生や自然のお話しを伺いながら講座は進みました。 子どもたちの大好きな「どんぐり講座」に参加しました 樹木医ってなあに? 樹木医の田中克奉先生「樹木医」は文字通り、木のお医者さんのこと。私たち人間は、病気になったら病院でお医者さんに診てもらい、治療してもらいますよね?樹木医は、病気になった木を治療したり、病気にならないように予防的措置を取ったりと、実はとても大切でありがたい存在です。 木にとって生きるために必要なもの 人も木も、生きていくためには「水・空気・食物」が必要 真剣に田中先生の話を聴く参加者 木にとって必要なものは、「水・空気・食物(養分)」。養分は、私たち人間の食事と同じです。どれか一つでも欠けていては健康な樹木は育ちません。樹木医は、公園や施設にあるたくさんの木々や街路樹の状態を観察。幹、枝、葉の状態や根の形を見ることで、「その木に何が足りないのか」「このままの状態だと何が起こるのか」などを考え、予防できるのであれば予防策を施すのだそうです。 木の健康状態の見分け方などをいくつか紹介します 木の一部だけ、葉が枝から落ちている場合土の中の水や空気が不足していて木が元気がない状態 木の根っこが土から地面を這うように剥き出してきている場合土の状態が悪く、根が下に生えることが難しい 木の根元が太く発達していない場合台風など強風に晒されると倒木する可能性がある 講座を受けるまでは、全く気にすることもなかった樹木の状態。息子も私も、新しい知識を身につけることができました! どんぐりの種類、日本になんと22種類も! 木のお話の後は、いよいよどんぐりについて学びます。 どんぐりにはたくさんの種類があります ユリックスで拾えるのはこの7種類! 日本に生息する木のうち、ブナ科の樹木22種類が、いわゆる「どんぐり」をつけます。宗像ユリックスで拾うことができるどんぐりは全部で7種類。今回は芝生広場を散策しながら、2種類のどんぐり(マテバシイ、クヌギ)を集めました! 夢中になってどんぐりを拾います 田中先生の丁寧な説明も まん丸なクヌギをゲット! たくさんのどんぐりを使って作品を作ろう 袋いっぱいになるまで拾った、たくさんのどんぐり。ずっしりと重たくなった袋を抱えてユリックスの会議室に移動し、作品を作ります。 たくさんの木材に松ぼっくり 大小さまざまなどんぐり 道具の説明を受けます 子どもたちは、テキストを参考にしたり自由な発想をしたりしながら、工作活動に励んでいました。 何を作ろうかな 保護者と協力してものづくり 仕上がった作品たちとともに どんぐりにドリルで穴を開けたり、枝を刺してみたり。ユニークな作品ができあがると、会場がみんなの笑顔で包まれます。 ノコギリを使った力作 世界に一つだけの作品です 自信作を見せてくれました こどもたちの想像力と創造力はとても豊かで、一つのことに懸命に取り組む姿はキラキラしていました。最後はできあがった素晴らしい作品たちとともに、みんなで記念撮影をパシャリ! 個性豊かな作品ができあがりました! 宗像ユリックスの「にっこり文化講座」は、毎月開催です。あなたにピッタリの講座を見つけて参加してみてくださいね。 ユリックス本館にある憩いの場「ポケシバ」 図書館の奥、プラネタリウムに向かう階段のそばにある、可愛い憩いのスペース「ポケシバ」をご存知でしょうか?実は9月に開催されたイベント「むなかたつくる人博覧会」で展示されていたのですが、ユリックスを「イベント以外でも利用できる空間にしたい、憩いの場にしたい」という東邦レオ株式会社のみなさんの思いから、イベント終了後も一般利用できるようになりました。さっそく、今回の講座で制作した作品を並べてみました!外からの陽の光が差し込んで絵になりました(自画自賛) 可愛い憩いスペース 人工芝を使用。表からは見えない工夫が どんぐりの作品を並べてみました ユリックスにお立ち寄りの際は、ぜひ、このポケシバから見える風景を楽しんでくださいね。 (レポートは原文のままで掲載しています) 関連リンク 宗像ユリックス「にっこり文化講座」(外部サイトにリンクします)