宗像市の図書館ってスゴイ!?その魅力に迫ります~6月25日レポート~ 最終更新日:2022年6月25日 (ID:2727) 印刷 こんにちは、ママレポーターのソラママです。突然ですが、皆さん図書館を利用していますか?利用しないなんてもったいない!宗像市には「宗像ユリックス図書館」「メイトムえほんのへや」「須恵分館」「深田分館」4つの図書館があります。これは旧宗像市と旧玄海町の合併後、旧大島村と合併したこともあり、市の人口約10万人に対しても多いそう。宗像市は本の環境にも恵まれているんですね。今回は4つの図書館をはじめ、図書に関する便利なサービスを紹介します! 4つの図書館の特色を紹介 宗像ユリックス図書館 まずは「中央館」とも呼ばれる「宗像ユリックス図書館」。市内で1番大きく、本の数も充実しています。たくさんの本を実際に見て選びたいという人にオススメ。本だけではなく雑誌も豊富ですよ。 子ども向けの雑誌だけでもこんなにあります また、児童書コーナーもあって靴を脱いでゆったりと絵本を読むことができます。小さいお子さんと一緒にそれぞれ読みたい本を探してみるのもいいですね。紙芝居もあり、楽しく過ごせる場所となってます。 広々とくつろげる児童書コーナー 紙芝居の種類も豊富です いつもは読んでもらう側の息子も読む側になれてワクワク 写真に掲載の紙芝居情報 題名:おっきなおにぎりちっさなおにぎり 作者名:作・やえがしなおこ/絵・和歌山静子 出版社名:童心社 須恵分館 須恵分館は、サンリブくりえいと宗像の近くにある河東コミセンの中。交通の便が良く、車が無い人でも気軽に借りられるよう、文庫本などの持ち運びしやすい本や短時間で読みやすい本などを多く扱っているそうです。 深田分館 深田分館は、世界遺産ガイダンス施設「海の道むなかた館」内にあるだけあって、本以外にも郷土資料が充実しています。宗像市の歴史について調べたい人は、ぜひ行ってみてください。 メイトムえほんのへや メイトム宗像館内にあり、絵本を中心に揃えた図書館で、育児関係や乳幼児の本に特化しています。小さな子どもがいても気兼ねなくその場で絵本を楽しめ、笑ったりお話したりしながら過ごせる場となってます。絵本の棚も低く設定され、子ども自身が安全に本を手に取って選びやすいよう配慮されています。また本選びの際、読書相談員が常時いらっしゃるのでとても心強い!「こどもがずっと同じ本ばかり読む」「歯磨きを嫌がる」「トイレトレーニングを始めたい」など、その子の成長過程に合った絵本を薦めてくれます。我が家も上の娘が小さい頃に絵本選びに行った際、相談員に「この絵本の絵、優しくていいよね」と優しく声を掛けてもらい、嬉しくも恥ずかしそうにしていた娘の姿を思い出しました。私自身も「今度初めての運動会があるんですが」「遠足の絵本はありますか?」など相談して絵本を一緒に選んでもらいました。皆さんもぜひ、探している絵本があれば気軽に相談してみてくださいね。 大島学園市民図書館コーナー 上記4つの市民図書館のほか、大島学園の図書室の一角で市民図書館コーナーとして1,000冊程の本を取り扱っています。毎月第2水曜日に100冊程、本を入れ替えているそうです。島の図書館・・・どんな所か個人的にとても気になります!(大島へはフェリーでの移動となります) どんどん便利になる!図書館サービス 有料郵送サービス コロナ禍で、宗像ユリックス図書館をはじめ図書館利用者数は一時激減したそうです。休館・閉館時期でも、「どうにか本だけ借りれないか?」という利用者の声、そして図書館職員の想いもあり、「有料郵送サービス」が令和4年4月から開始されました。配送料はかかりますが、図書館まで行けない利用客にとってはありがたいサービスです。また、図書館の利用が再開してからは、感染症対策として返却された本を1冊1冊丁寧に拭いて消毒されているそうです。館内での滞在時間も1時間以内に留めてもらえるよう案内もありました。少しでも安心して利用してもらえるよう、職員さんが試行錯誤して対応してくれています。 図書館資料の有料郵送サービス 出入り口には手消毒と検温器が設置 電子図書館サービス 令和元年10月より始まったサービスで、好きな電子書籍を5点まで15日間、自宅のパソコンやタブレット、スマートフォンなどで楽しむことができます。返却日になると自動返却されるので、返し忘れもなくて安心!市内に住む中学生以上なら、事前に窓口で申し込み手続きをすれば利用できます。この機会にぜひ、気になる本をチェックしてみてくださいね。 「電子図書館サービス」はこちらから(外部サイト) 本の事前予約サービス 本を借りる時間を短縮するために宗像市民図書館HPから「事前予約」し、お手軽に本を読むことができます。こちらも宗像市民で図書館利用カードを持っていれば利用でき、私も定期的に利用しています。 「宗像市民図書館HP(外部サイト)」からログイン 借りたい本を予約し、受け取り場所を最寄りのコミセンなどから選ぶ 選んでいた場所に届いたら連絡があり、期限までに受け取りに行く 借りたい本が決まっていたら、わざわざ図書館に行って探し回らなくて良い点、わざわざ遠くの図書館に行かなくても、自由ヶ丘や赤間に用事があれば、ついでにコミセンで本を受け取ることができます。 本の返却は返却ポストも利用可 宗像市役所 自由ヶ丘コミセン 赤間コミセン サンリブくりえいと宗像 赤間駅 東郷駅 何かのついでに返却できとても便利です! マイナンバーカードだけで本を借りることができます 図書館利用カードが無くてもマイナンバーカードだけで本が借りれるようになりました。私も、「マイナンバーカードに図書カード機能をつける」手続きをしてみることに。受付カウンターでいつも使っている青色の図書館利用カードを提示して、専用の機械にマイナンバーカードを置くだけ!思わず「え?これで終わったの?」と言ってしまうほどあっという間に手続きが完了しました。 あれこれとカードを持ち歩かなくても、マイナンバーカードだけでできることがまた1つ増えました。機械でマイナンバーカードを読み込んでパスワードを入力するだけ! 宿題や課題などの救世主! 夏休みの自由研究や学校の宿題で困ったことはありませんか?宗像ユリックス図書館の2階には「調べ学習支援コーナー」があり、小学生ぐらいから読める図鑑や資料、調べる研究にぴったりの専門的な本が揃っています。 いざ宗像ユリックス図書館の2階へ こどもたちの強い味方!調べ学習支援コーナー 夏休みの自由研究などにオススメです 様々な分野の図鑑や資料が置いてあるので、「自由研究、何にしようかな?」と悩んでいるお子さんも興味があることについて詳しく調べることができますよ。 科学に関する本や図鑑がズラリ 今回、お話を聞かせていただいた図書館職員の西谷さんも「これから夏休みの宿題などで、調べ物や自由研究があると思います。どうしようかと悩んでるお子さんに、どんどん活用してもらいたいですね」と話していました。皆さんも自分にあったサービスを取り入れながら、便利に図書館を利用してみてくださいね。 (レポートは原文のままで掲載しています)