南郷地区の放課後「火曜アンビシャス」~8月31日レポート~ 最終更新日:2022年8月31日 (ID:2729) 印刷 こんにちは、ママレポーターのソラママです。今年は早々に梅雨が明け、厳しい暑さになりましたね。そんな猛暑の中、6月28日、南郷小学校の放課後に行われている「火曜アンビシャス」におじゃましてきました。 「火曜アンビシャス」って?学童との違い 活動の前にお話を聞いた時は、てっきり小学校の学童保育所を地域で運営しているのかと思っていました。「火曜アンビシャス」は児童の所属は関係なく、事前に全校児童と保護者に案内を配布して希望者を募る登録制。1年生から6年生が毎週火曜日の放課後に集まります。地域ボランティアや福岡教育大学の大学生ボランティア、保護者の方、学校の協力のもとに、子どもたちを見守っています。また、火曜アンビシャスは「地域学校協働活動推進員」の活動の1つ。「地域学校協働活動推進員」とは、地域と学校が連携して地域学校協働活動を推進するために、地域と学校をつなぐコーディネーターです。詳細は、市子育て・教育サイト「むむハグ。」や 広報紙6月1日号(PDF:759.7キロバイト) でも紹介しています。 楽しいイベントが盛りだくさん 6月28日は、地域ボランティアの南郷小の元教頭の上野さんが中心となり、子どもたちと楽しくゲーム。 後半は「イングリッシュ・キャンプ」も開催され、外国人大学生とゲームを交えながら英語で交流しました。イングリッシュ・キャンプ中の会話は全て英語。時々日本語が出るハプニングもありました(笑) 1年生から6年生まで楽しめる!定番のじゃんけんゲーム 趣向を凝らした応用編。頭を使います 折り紙でできた宝探しゲーム。いくつ見つけられたかな 留学生による自己紹介。英語が分かる子も苦手な子も一生懸命聞いていました コミカルな歌に合わせてバナナダンス。緊張もほぐれて笑顔がこぼれていました イングリッシュ・キャンプでは、いくつかのブースに分かれてさまざまなゲームが行われます。子どもたちは自由に移動でき、ビンゴゲームや折り紙、体を使ったゲームなどを通して英語でコミュニケーションを図ります。アメリカ版「だるまさんが転んだ」や、ハンカチ落としのようなゲームをして汗だくになって楽しんでいました。 アルファベットや絵が書かれたビンゴゲーム ビンゴなるか?少しずつ埋まっていきます 折り紙では器用に折り鶴を作る様子も お絵かきブースでは似顔絵に挑戦 シュウマイの具に見立てたポーズがかわいい「シュウマイじゃんけん」。peas(グリーンピース)、shrimp(エビ)、meat(肉)の3種類のポーズから、ゲームの親と被らないよう生き残るとシュウマイキングになれます! だるまさんが転んだ。子どもたちも留学生も大笑い イベントが無い日の過ごし方 普段の火曜アンビシャスは、放課後に南郷小学校のタブレットルームで地域ボランティアや大学生ボランティアが子どもたちの勉強を見守ります。勉強が終わったら、低学年は体育館へと移動してドッチボールなど自由時間。高学年は少し遅れて下校時刻になり、宿題終了後に一緒に遊びます。学校行事などで下校時刻が早まる場合は活動内容を工夫しています。 ボール遊びが大人気! 南郷アンビシャス広場推進委員会委員長・楠本ミキさんのお話 元々南郷小では、15年前から「アンビシャス体験塾」というものがありました。コロナ禍で子ども同士のコミュニケーションの場を増やしたいという想いで、2021年の春から「火曜アンビシャス」をスタート。保護者の方やPTA会長、校長先生、当時の学園コーディネーターである水田さんの理解と手助けのおかげで、皆が一丸となって取り組めています。今日は、3年生の女の子の「宝探しゲームがしたい!」とアイデアのもと、準備も自分たちで行っていました。また5年生が1・2年生の宿題を見て丸付けをしてあげる様子も。1年前には想像できない状況で感慨深いですね。子どもたちが自分で考えて動き、上級生になっていく過程でいろいろなことを学んでくれているんだと感じます。 南郷地区コミュニティ運営協議会会長・釜瀬博志さんのお話 家庭と学校、地域が一体となって行われている火曜アンビシャス。地域の方たちが自分の特技などを活かして子どもたちと接することで、家庭や学校では味わえない感性や想像力が育まれるんじゃないかなと思います。私も「子どもたちの成長の手助けになれば」とコミュニティの一つの組織として活動しています。暑い中、子どもたちのために一緒に頑張ってくださった地域の方々、お疲れさまでした。最後の集合写真では、子どもたちの笑顔があふれ、とても充実した一日となったようです。 集合写真で笑顔があふれていました (レポートは原文のままで掲載しています)