やっと手に入れた!冬のブリとおいしい食べ方「実食編」~ 2月25日レポート~ 最終更新日:2023年2月25日 (ID:2755) 印刷 こんにちは、パパレポーターの久田です。昨年、道の駅むなかたで念願の正月ブリを予約し、道の駅むなかたの伊藤さんに美味しく食べる秘訣などを教わりました。今回は、予約した5kgの正月ブリを使ったさまざまな料理にチャレンジした様子をお届けします。 前回のレポートはこちら 今年こそ手に入れたい!冬のブリとおいしい食べ方「インタビュー編」(12月19日更新) ブリの受け取り当日。期待が高まります いよいよ正月ブリ受け取りの日です 12月30日、予約したブリを受け取りに道の駅むなかたへ。一緒に他の食材も手に入れようと思っていましたが、かつお菜・水菜等はすでに売り切れ。当日販売のブリも昼過ぎには完売しており、道の駅むなかたの人気の高さを改めて感じました。 家に持ち帰って料理スタート! 家に帰って発泡スチロールに入ったブリを開封!大きさはご覧の通りです。ずっしりとした重さと大きさに期待が高まりました。 2歳の息子と比べてこの大きさ! まな板からもはみ出してしまいます 普段ブリを食べる時は刺身か漬け丼の2択なのですが、今回は全部で9種類の料理にチャレンジしました。(クリックすると各ページに移動します) ブリのお刺身 ブリの漬け丼 ブリのカルパッチョ ブリ大根 ブリのあら汁 ブリのソテー ブリサンド ブリの竜田揚げ ブリあらの炊き込みご飯 5kgの正月ブリはさすがに食べ応えがあり、12月30日から1月2日かけて食卓はブリづくし。私たち3人家族に加え両親にも食べてもらいましたが、かなり満腹になりました。特に手間をかけた料理のおいしさはひとしおで、作った甲斐がありました。 ブリのお刺身 まずは刺身にしやすいよう大きめの柵に切り、皮を引いていきます。その後は食べやすい大きさに切って、好きなお皿に盛れば完成!料亭のような気分でいただきました。あまり欲張って厚めに切らないよう注意が必要です。 ブリの漬け丼 タレにどっぷり浸します 身の弾力と味のしみ具合ヨシ! 今回使用した鯛茶たれ まずはブリを一口サイズに切り、タレにどっぷり浸からせて半日から1日ほど冷蔵庫で寝かせます。使ったのは鯛茶漬けのタレ。我が家のヘビーローテーション調味料です。本来は鯛茶漬け用のものなので、最後にお茶をかけて楽しむこともできます。食べる直前には海苔やネギを添えてお召し上がりください。 ブリのカルパッチョ 身は薄く切るのがおすすめ 今回使用したわかめドレッシング ブリを薄切りにし、好きな野菜で彩ります。野菜もたっぷり摂れ、最後にわかめドレッシングをかけるので栄養バランスの良いレシピです。 ブリ大根 ブリに塩をたっぷり振りかけて霜降り 調味料を入れ、ブリと大根を煮込む ネギを添えて完成 今回の目玉メニュー。道の駅の伊藤さんから教わった方法でひと手間かけました。まずは大根の皮を剥き、輪切りにして面取り。鍋にお米をひとつかみ入れて煮込みます。切った断面にバッテンの切り込みを入れることで、味が染み込みますよ。ブリの下ごしらえは霜降りを行い、魚の生臭さを取ります。両面に塩をふりかけて20分ほど放置。適当な大きさに切って水洗いします。味付けは、料理酒・しょうゆ・砂糖・だしパック・生姜。最後にネギを添えて出来上がりです。作った自分が一番びっくりしていますが、大根のおいしさと柔らかさ、ブリの味付けとほぐれ具合がちょうど良く、両親からも「魚臭さがなくて食べやすい」と好評でした。 ブリのあら汁 注文したブリに付けてもらった「あら」であら汁も作ってみました。霜降りしたブリと、好きな大きさに切った大根、人参、長ネギ、出汁パックに料理酒少々入れて一緒に煮込みます。時折かき混ぜて具材に火を通らせ、火を止めたら味噌をおたまの中でなくなるまで溶かします。仕上げにネギとお浸しにしたかつお菜を添えて出来上がりです。こちらも家族に好評で下ごしらえの重要性を改めて感じました。あらが大きくてお椀から飛び出すので見た目が豪華でした。 野菜の切り方はお好みで 煮込んだ野菜にブリを投入" こちらもネギはマストです! ブリのソテー こちらは息子用のソテーです。鯛茶漬けのタレを火が通った後にちょんちょんとつけます。小さく切り分けて、わかめドレッシングで和えた野菜と一緒に食べてくれました。 ブリもタレも美味しそうに食べてくれました ブリサンド いつも朝食に食べるトーストにブリのソテーを挟んでみました。道の駅むなかたの「むなかたたるたる」にブリを絡めて、食パンに挟むだけで絶品の仕上がりに!このソースも我が家でリピートして買っている商品です。 ブリのソテーを食パンに挟むだけ 万能のタルタルソース 油で揚げないブリの竜田揚げ 霜降りしたブリをクッキングペーパーで包んで水分をしっかりと取ります。ジッパー付きのビニール袋にブリと調味料(しょうがチューブ、にんにくチューブ、しょうゆ、酒)を入れて30分ほど寝かせます。バットに出して片栗粉を適量まぶし、フライパンに油を引いて両面こんがり焼き上げたら完成!残りの半分はカレー粉をまぶしてカレー味の竜田揚げも楽しみました。 ジップロックにブリと調味料を入れて寝かせる しっかりと味の染みたブリに片栗粉をまぶす フライパンで両面焼いたら出来上がり ブリあらの炊き込みご飯 炊飯器にお米をセットし、霜降りをしたブリのあらを投入。炊き込んだご飯をほぐしたら完成です。 豪快にあらを投入 おいしく炊き上がりました ブリだらけの嬉しい食卓 以上、9品を紹介しました。ブリは霜降りで一手間かける下ごしらえを覚えると、もはや手放せない食材になりました。他の魚料理でも使えますので機会があればチャレンジしてみてくださいね。 宗像市の台所「道の駅むなかた」 正月ブリだけでなく、道の駅むなかたのオリジナル商品や、おすすめの物産類もあわせて紹介します。電子レンジで解凍してすぐに食べられるので、ちょっと一品欲しいときや、時短で済ませたいときにおすすめ。味付けがしっかりしているので重宝しそうです。 ぶり大根と宗像ちまき ふっくら鰆 献立に迷った時にいかがでしょうか 念願が叶った正月ブリを食べ尽くしてとても満足でした。季節を通して魚・肉・野菜・果物・加工商品と、さまざまな宗像の幸が食べられる道の駅むなかたは、「宗像市民の台所」にとどまらず、九州の台所のような存在です。その背景には、生産者や道の駅むなかたの皆さんのしっかりとしたパートナーシップがあるのだと改めて感じました。みなさんもぜひ正月ブリだけでなく、道の駅でお気に入りの商品を探してみてくださいね。 (レポートは原文のままで掲載しています)