むなかた子ども大学で小学生対象のプログラミング体験!~6月19日レポート~ 最終更新日:2023年6月19日 (ID:2801) 印刷 こんにちは、ソラママレポーターです。宗像市役所で6月3日、小学生を対象にむなかた子ども大学特設講座「デジタルテクノロジーコース」が行われました。今年小学校に上がったばかりの息子が学校から案内チラシを持って帰り、「行きたい!」と興味津々だったので早速申し込み。内容は「プログラミングで作ったアートで、ペン立てを制作!」というものです。2時間もじっとしていられるか心配していましたが、担当の方から「飽きてしまったらパソコンで遊んで大丈夫。まずはプログラミングを楽しく体験してもらいたい」と言っていただき、安心して参加できました。 デジタルテクノロジーコースのチラシ プログラミングに初挑戦! 講座は市と福岡教育大学、株式会社グルーヴノーツの共催で行われ、講師は福岡で子ども向けテクノロジー教育事業を展開するグルーヴノーツの江口隆治さんが務められました。 講師の江口先生 プログラミングで作った模様でペン立てを作成! プログラミングって? プログラミングとは、簡単に言うとコンピュータに指示を出すこと。江口先生は、「実際に描くには時間がかかってしまうような複雑な図やデザインでも、プログラミングを使うと一瞬で描くことができます」と話していました。やりたいことをコンピュータにインプットさせれば、ボタン1つで忠実に再現したり繰り返したりできるそうです。今回使用するプログラミングソフトは「Scratch(スクラッチ)」というもの。先生の説明に合わせて子どもたちが操作していきます。息子をはじめ、途中でつまずいてしまった子も、福岡教育大学の学生のみなさんがしっかりフォローしてくれました。 パソコンは1人1台ずつ用意されていました 1.プログラミングでデザインを作成 まずは、Scratchを使ってデザインをしていきます。 Scratchの画面説明。初めて聞く言葉がたくさんでてきます 機能を使えばこんな模様も作れます 線が伸びる仕組みを丁寧に説明してくれました ネコのイラストを用いて、線や色々な図形を描けるようコンピュータにインプットしていきます。例えば三角形なら、3本の線でできているため、「線を3本」と入力します。 三角形を作るための説明 三角形を120度傾ける場合は、「120度回す」と指示を入力します。同じような手順で、四角形や丸、星の形なども入力していきました。 息子も黙々とプログラミングを入力 2.デザインを印刷してペン立てに貼れば完成! 図形などを描く指示をパソコンに入力したら、いよいよ各自好きなデザインを作ります。色もカラフルで、様々な図形を組み合わせてできる個性的なデザインはまさにアート!ボタン1つでどんどん図形が描かれて行くので、見ているだけでも楽しかったです。デザインはシール用紙に印刷し、配られたペン立てに貼り付けていきました。 星が大好きな息子らしいデザイン ペン立てに貼っていきます ついに世界に一つだけのペン立ての完成!達成感で誇らしげな表情をしている子もいました。講座の最後では、むなかた子ども大学より修了証書も贈られ、賞状を初めてもらった息子は意味も分からずキョトン(笑)親である私の方が感激してしまいました。 息子が最後まで頑張って作ったペン立て 大人気のプログラミングを学べる貴重な機会に感謝 今回の「デジタルテクノロジーコース」は、各回20人の定員にも関わらず、240人を超える応募がくるほどの大人気!急遽枠を増やして、低学年の部は43人(うち保護者との参加は30人)、高学年の部は43人の参加となりました。子どもから注目度の高いプログラミングを、イベントの中で気軽にプロから教えてもらえるなんてありがたいですね。低学年・高学年の部と分かれていて、年齢に合わせた貴重な「学び」の機会を得ることができました。息子は「難しくて分からない言葉があったけど、お兄ちゃんやお姉ちゃんがたくさん助けてくれて楽しかった」と話していました。プログラミングをどこまで理解できたかは分かりませんが、自分でパソコンを操作してデザインをした体験は、息子にとって大きな財産となることでしょう。 むなかた子ども大学では、他にも個性豊かな講座を開催! 子どもの学びを応援するさまざまな講座を多数開催します。情報は、随時公式ホームページで更新しますので、ぜひご覧ください。 むなかた子ども大学HP(外部サイト) (レポートは原文のままで掲載しています)