宗像みあれ芸術祭こどもワークショップ「虹をつくろう」~10月28日レポート~ 最終更新日:2023年10月28日 (ID:2804) 印刷 こんにちは、ソラママレポーターです。「宗像みあれ芸術祭」が10月1日から10月15日まで、宗像大社辺津宮、宗像ユリックス、海の道むなかた館などで開催されました。その中の、こどもワークショップで「虹をつくろう~虹ヲアツメル/虹ノカンサツ」に興味を持った息子。早速申し込んで体験してきました。 宗像みあれ芸術祭のチラシ ワークショップのチラシ 小学校から配布されました こどもワークショップ「虹をつくろう」に参加しました! ワークショップは、10月1日に宗像大社の神宝館前で開催。講師は、光をテーマに作品制作を続ける吉田重信さんです。 講師の吉田先生七色に輝く美しい虹のフシギを見つけ、太陽光を集めて水や鏡を使用し、一緒に虹を作ります。この日は空も晴れていて風もあまり吹いておらず、虹を作りやすい環境で安心してチャレンジできました。 虹ヲアツメル 水中の鏡に、太陽光を反射させて虹を作り出します。最初は角度の調整に苦戦していた子たちも、先生に手伝ってもらいながら太陽光をキャッチ!鏡で反射させて、上手に虹を作っていました。 先生に手伝ってもらい、お父さんのTシャツに虹を映し出すことができました 自分の服に虹を映し出され、子どもたちもにっこり 白い服だと虹の美しさが際立っていました 鏡を入れている水が揺らすことで、虹に動きを出したり変化を付けることも。この日は暑かったので、バシャバシャと水遊びを楽しんでる子もいました。 虹ノカンサツ 続いては虹の観察。1人1個ずつ「プリズム」というガラスで出来ている三角形の支柱を渡されました。割らないように丁寧に扱います。このプリズムを自分の目にかざして周りを見ると虹色に見えるんだとか。 初めてみる「プリズム」に子どもたちも興味津々 プリズム越しにいろいろなものを観察してみましょう まずはプリズム越しに建物の壁や木々を観察。「うわぁ、虹になっとう!」と感嘆の声があがります。道路を走る車も一瞬で虹色の車に早変わりして、子どもたちも大はしゃぎ!当日は、宗像みあれ芸術祭のアートも展示されていて、プリズム越しに見るとまた違った印象を受けました。看板の文字も自分の影も葉っぱも…世界が虹色に見える体験。我が子も「楽しかった」「虹ができてよかった」と喜んでいました。また、子どもたちだけでなく、付き添いの保護者の方々もその美しさに感動していました。 神宝館の白壁が虹色に! 木々も虹色に染まり綺麗です 大人も子どもも夢中で観察していました 色の世界を楽しんで 講師の吉田先生は、「世界には、こんなに綺麗でたくさんの色があるのだと、子どもたちに知ってもらいたい。虹は太陽光と水、鏡があれば簡単に作ることができるので、お家などでもまたチャレンジしてみてください」と話していました。 吉田先生による、宗像大社の虹の作品 吉田重信さん 現代美術家。1958年福島県生まれ。主に光をテーマに作品を制作。作品は、吉田さんのホームページ(外部サイト)からもご覧になれます (レポートは原文のままで掲載しています)