えほんのへや開館15周年企画をお祝いしてきました~11月9日レポート~ 最終更新日:2023年11月9日 (ID:2805) 印刷 こんにちは、ソラママレポーターです。宗像市には、絵本を中心とした素敵な図書館「えほんのへや(久原分室)」があります。同図書館は今年開館15周年ということで、10月2日から11月29日までイベントを開催中!カップケーキに見立てたカラフルな画用紙に好きな絵本のタイトルを書き込み、飾り付けます。 案内も可愛い!我が子も興味を示していました 可愛いカップケーキでお気に入りの絵本を紹介しよう カップケーキの飾り付けイベントの場所は、えほんのへや「おはなしコーナー」。小さな子どもでも自分たちで作れるよう、画用紙などの材料が準備されていました。カップとケーキ、クリーム、飾り付け用のお花など、たくさんあるものから好きな組み合わせを選ぶことが出来ます。 スタッフの方がたくさん準備してくれています 早速、小1になる息子も好きな色のカップとケーキの画用紙を選び、次々と必要な材料を楽しそうに選び出していました。普段、あまりこのような遊びをしない息子も楽しそうに取り組んでいました。 息子も夢中に!可愛いものが好きなお子さんはぜひやってみてください 自分だけのカップケーキが完成したら、好きな本のタイトルを書き込みます。 息子は、人気の「おれたち、ともだち!」シリーズより「ともだちおまじない」をチョイス 完成したらおはなしコーナーの壁に飾り付け! 私が取材に伺ったのは10月25日でしたが、すでに80人ほどの参加者があり、おはなしコーナーはカラフルなカップケーキや飾り付けでお祝いムードが広がっていました。カップケーキ飾り作りはもちろん、他のお子さんの好きな本のタイトルを眺めるのも楽しいですね。 インスタグラム企画も同時開催! まさに“映え”といえる「おはなしコーナー」を、インスタグラムに投稿して紹介する企画も行われています。「#むむハグ」のハッシュタグを付けて写真を投稿し、えほんのへやカウンターのスタッフの方に投稿画面を見せると、かわいい宗像市オリジナルマスキングテープが先着50名様にプレゼントされます!みなさんもぜひカップケーキを作って写真を撮り、一緒にお祝いしませんか? とっても可愛いマスキングテープはこちら! えほんのへや担当の深山司書にお話を聞いてみました 宗像市民図書館では、毎年11月に読書月間としてさまざまなイベントを行っています。今年はえほんのへやが15周年ということで、『お祝い』をテーマに企画しました。昨年の2022年は『海』をテーマにし、宗像で獲れる魚を子どもたちに色塗りしてもらい、おはなしコーナーを飾り付けました。えほんのへやでは、親子でゆっくり絵本を選んだり、靴を脱いで読書できるスペースでゆったりとした時間を過ごすことができます。ぜひこの機会に遊びに来てください。 今年の読書月間イベントを一部紹介! 10月27日から11月29日:「35年間よく読まれた本」の展示/宗像ユリックス図書館 宗像ユリックス図書館では、開館35周年にちなみ、各年のベストセラー本を展示しています。 10月27日から11月29日:「えほんのへや15年間の貸出ベスト15」の展示 えほんのへや15年間で借りられた上位15位の本ランキングのポスターと本の展示を、えほんのへやで行っています。我が子に読んだ絵本が何位に入っているのか気になります。こちらも楽しみですね。 11月12日(日曜日):「ビブリオバトル」/深田分館(海の道むなかた館内) バトラー(発表者)によるオススメ本のプレゼンを聞いて、一番読みたくなった本に投票してチャンプ本を決めます。新しい本との出合いがあるかも? 11月18日(土曜日):歴史人物講演会/宗像ユリックス その年の大河ドラマの主人公になっている歴史上人物の講演会で、今年のテーマは、「徳川家康~家康はこうして天下をとれた~」です。魅力的な語りで家康に迫る、毎回大人気の講演会です。 11月19日(日曜日):理科読イベント 今年のテーマは「まわるまわるクルクルまわる」。回っているものの不思議が体験できるイベントです。こちらも楽しそう!(受付は終了しています) 「えほんのへや」は乳幼児も大歓迎! 私は、宗像市で母子手帳を受け取る際や乳幼児健診の際に「えほんのへや」の案内を配布されたため、なじみのある図書館です。しかし意外と知らないという保護者の方もいたので、「えほんのへや」の魅力も紹介します。場所は、宗像ユリックスのお隣にある建物「メイトム宗像」の1階にあります。 メイトム宗像 子どもの目を引くような手作り作品が飾られていてワクワク 私の思う「えほんのへや」の最大の魅力は、「図書館なのにお話ししてよい」ということ。もちろん暴れたり他のお客さんに迷惑をかけたりしてはいけませんが、子どもと「この絵かわいいね」「この絵本、読んだことあるね。おもしろかったね」なんて会話しながら過ごすことができます。子どもも大人も窮屈に感じませんし、一緒に絵本を選んだりする楽しさもあります。館内には、児童本(絵本や紙芝居、英語の絵本など)が6400冊。大人向けの本や雑誌が1300冊あります。幼児向けに小さな椅子やテーブルがあり、子どもたちが怪我などをしないよう、角が丸いものが使用されています。 本棚は子どもが取りやすいように低く設計されています 家具なども子どもが怪我しないよう、角が丸くされています また、大人向けの本コーナーもあり、育児で悩んでいる時にオススメの本や、お弁当作りの本なども揃っていて、子育て中のママパパにオススメです! 雑誌などもあって手軽に読める本もあります 多くの人に愛されるえほんのへや えほんのへや2022年度の年間利用者数は、1万9977人だったそうで、多くの方に親しまれている図書館です。ちなみに、昨年からBGMを流し始めたそうで、気付かれた方もいるかもしれません。「お子さんとお話しながら、リラックスして本を見たり選んだりしてほしい」というスタッフの想いから来ています。丁寧な心遣いに、えほんのへやのスタッフの方々の温かさを感じました。また、えほんのへやでは、絵本を見たり読んだり選んだりするのはもちろん、定期的に「おはなし会」も実施。0歳児を対象にしたもの、未就学児を対象にしたもの、だれでも参加できるものがあります。みなさんも、ぜひお気軽に「えほんのへや」へ遊びに行ってみてくださいね。 (レポートは原文のままで掲載しています) 関連リンク 宗像市民図書館(外部サイトにリンクします)