夢中になった「体験!昔遊び伝承遊び」~2月23日レポート~ 最終更新日:2024年2月23日 (ID:2808) 印刷 こんにちは、ソラママレポーターです。1月27日・28日、宗像ユリックスで「体験!昔遊び伝承遊び」が開催され、小学1年生の息子と行ってきました。 案内チラシはこちら 割り箸鉄砲作り どのコーナーで遊ぼうかと迷っていると、「割り箸鉄砲作りしない?今ならすぐできるよー!」と声を掛けられ、息子も「したーい」と言うので、まずは割り箸鉄砲作りに挑戦することにしました。子どもたちに上手に声を掛けていたのは、「日本紙飛行機協会宗像支部」の堀清治さん。宗像ユリックスをはじめ、市内で紙飛行機作りなどさまざまなボランティア活動をされている方です。受付で材料費200円を支払い、材料となる割り箸や輪ゴムなどのセットをいただきました。スタッフの方に見本を見せてもらい、割り箸の向きなどを一緒に確認しながら組み立てていきます。最後にゴムでしっかり固定して完成!息子もニンマリと笑い、達成感を味わっているようでした。 子どものペースに合わせて優しく丁寧に教えてくれました 難しいところは協力してもらいます ついに完成! さっそく完成した割り箸鉄砲で、的当てゲームにチャレンジ!手作りの鬼の的に当てるのが楽しいらしく何度も遊んでいました。 トイレットペーパーの芯で出来た鬼の的を狙いますしばらくすると、的をタワーのように積み上げるのが楽しくなったのか、そちらの方に夢中になっていました(笑) さまざまな昔遊び体験がありました お隣のスペースでは書道体験も行われていました。先生の指導の下、福岡書道学院のキッズチームと小中学生が、大きな半紙に大筆で文字を書くパフォーマンスが。習字体験では子どもから大人まで楽しんでいました。 大きな紙に筆文字を書いて楽しそう 協力して「伝承」という文字を完成させました 2階の市民ギャラリーでは、こま回しや輪投げ、けん玉やフラフープ、羽子板などが体験でき、賑わっていました。 日本各地の和凧が展示されていました 個性豊かな和凧たち 会場には、地元の子どもたちはもちろん、行橋市から宗像のおじいちゃんの家に遊びに来たという子もいました。宗像に住む従兄弟とおじいちゃんと一緒に、上手にけん玉遊びをしていました。 上手にけん玉を操っています こま回しや羽子板には少し苦戦していました 輪投げに挑戦する息子。なかなか難しい! フラフープは得意げに回していました ワークショップ体験 木の枝を使った工作のワークショップもありました。講師は、宗像ユリックスの「にっこり文化講座」なども担当している、樹木医の田中克奉さん。木の板や枝、どんぐり、紐などを使って好きなアート作品を作るそうで、私も息子と一緒に参加しました。必ず軍手をして、グルーガン(グルー樹脂を溶かす即効性のボンド)使用時の注意点など、安全管理もしっかりなされていました。 木の枝やどんぐりを使います さまざまな見本が飾られていました 壁に掛けるとインテリアになります 先生から「何を作りたいかな?好きなように想像してみて」と言われ、わくわくしだす息子。まずは、たくさんの木の板や枝から使用する材料を決めていきます。土台が一本だと倒れてしまうので、二本にしたりするなどバランスを考え、完成図を想像しながら立体を造っていくのがポイントだそうです。息子はすでに何を作るのかで頭がいっぱいのようで、アドバイスも聞こえているのかいないのか(笑)最終的には、息子が大好きなキャラクターを作ることにしました。 大きめの木や枝などを選ぶ息子息子は「立っているところを作りたい」とのことで、長く太めの木などを手に取り、田中先生に頼んでノコギリでちょうどいい大きさに切ってもらいました。 ノコギリ作業も子ども達はワクワクするようです息子の作業を見守っていると、子どもらしい自由な発想で大作が作られていきます。本人は立たせる気満々ですが、ややアンバランスな作りなので自立するのか少し心配。大きな枝でキャラクターの手足、身体、耳を作り、先生の手を借りながらもなんとか完成しました!絶妙なバランスで自立するキャラクターの姿に、「すごーい。よくくっつけたなー」と田中先生が優しく褒めてくれました。 グルーガンで丁寧に接着 絶妙なバランスで立っています 母親もびっくりの大作が完成! 体験を終えて スタッフやボランティアの方々が親切に対応してくださる中、手軽にさまざまな体験ができ、世代や地域・学校を超えて交流することもできる貴重な体験をさせていただきました。我が子の楽しげな笑顔や一生懸命な表情を見ることができ、親としてもうれしかったです。コロナ禍でイベント参加者は減ってしまったようですが、今後は以前のように気兼ねなく色々な体験を子ども達にさせてあげられると良いですね。 (レポートは原文のままで掲載しています)