令和2年度 グローバル人材育成事業 最終更新日:2022年7月27日 (ID:3020) 印刷 新型コロナウイルス拡大の影響で、子どもたちが楽しみにしていたイベント等の多くが中止となりましたが、コロナ禍でも子どもたちの学びを止めないよう感染対策を行い、オンラインを活用しながら学びの機会を提供しました。 イングリッシュ・キャンプ 2020 市内全小学校の第4学年児童を対象に、一日中英語を使って過ごす「イングリッシュ・キャンプ2020」を行いました。本事業は、学校の授業で学ぶ英語表現を使って、外国人講師(レンジャー)とコミュニケーションを図ることで、"英語が通じた"、"英語ができる"という感覚を体験し、今後の学習意欲の向上につなげることを目的としています。キャンプでは、お医者さん、ダンススタジオ、レストランなど、さまざまなブースが準備され、設定に合わせて楽しみながら、学んだ英語を繰り返し使うことができました。 宗像市出身アーティスト「Rin音」さんより市内小中学校の子ども達に向けた応援メッセージ コロナ禍でさまざまな活動が制限されている子どもたちに、今後の学校生活や将来に希望をもって向き合えるきっかけになってほしいという思いから、宗像市出身でアーティスト(ラッパー)として活躍されている “Rin音(りんね)” さんより応援メッセージをいただき、市内小中学校の修了式でサプライズ放送しました。大活躍されているRin音さんからのメッセージに子どもたちから大きな歓声が上がりました。 宗像国際育成プログラム 宗像国際育成プログラムは、様々な分野で活躍する講師陣による特別塾を通じて、幅広い視野を持った豊かな人材の育成を目的としたプログラムです。多面的でグローバルな視点で物事を判断できるような人材の育成を目指し、多様な事業を展開しています。 Anne Tube 楽しく自宅で学べる環境をつくり、多文化理解や学習意欲向上を図るため、日常的に使える英会話や時事ネタについてアン・クレシーニさんの動画を配信しました。英語を使って楽しく学習し、おうち時間を使って皆様へ元気を与えてくれました! アーカイブはこちらからご覧いただけます→ 宗像国際環境会議~学生分科会~ 今年度7回目を迎える、海をメインテーマに地球規模の環境問題の解決を考える「宗像国際環境会議」。プログラムの一つとして開催される分科会「常若な海をめざして-海ごみ問題徹底討論」に、市内の高校生及び日本アジア国際教育センターの学生が参加し、海ごみ問題の現状について、地元漁業者や環境活動団体の活動報告を聞き、それぞれの立場からディスカッションを行いました。分科会終了後には、鐘崎漁港・さつき松原でフィールドワークとして竹漁礁づくりを体験しました。 出前講座 宗像国際環境会議の参加団体であった、宗像市地域おこし協力隊の海女さんによる『海藻おしば体験』を、玄海東小の2年生を対象に行いました。宗像発祥の海女文化の継承を担う若手海女さん(2人)を講師として迎え、多くの生き物が暮らす海藻を使った、おしば体験を提供し、海の環境保全への関心を高めました。海にある様々な形や色をした海藻を目の前に子どもたちも大興奮。ひとりひとりオリジナルの『海藻おしば』が完成しました。 福岡空港内のガイドツアー 日本航空株式会社様の全面協力のもと、キャリア教育の観点も併せもった体験活動を通して、豊かな人間性や主体的に学ぶことで自ら考える力を身につけるとともに、将来の夢などについて考える契機となることを目的として、福岡空港やJAL施設を見学するツアーを実施しました。空港では、受付カウンターの仕事や搭乗案内業務、事務所の中で行われている管制業務など、実際に飛行機が離陸するまでにはたくさんの人が関わっていることを体感しました。展望デッキや空港の豆知識など空港職員と楽しく会話をしながら見学することができました。 特別オンラインイベント ❝アンちゃんと一緒に「Dynamite」を歌ってみよう!❞ オンラインを活用し、自宅で楽しく学べる環境をつくり、多文化理解や学習意欲向上を図るために、中高生に人気がある韓国歌手グループBTSの英語曲「Dynamite」をアン・クレシーニさんと一緒に歌うオンラインイベントを実施しました。歌詞の意味を知り、歌うコツや発音など、質疑応答を通して楽しく学習しました。 教育サポート室エール支援事業 不登校となっているの児童・生徒の社会的な自立を支援する「教育サポート室エール」に通う子ども達を対象に企業と連携して体験活動を実施しました。 (注)教育サポート室エールは、何らかの理由で不登校となっている小・中・義務教育学校の子どもたちの社会的自立を支援するための施設 エフコープ生活協同組合 × 宗像市 連携事業「ロボット・プログラミング体験教室」 本市と包括連携協定を締結している「エフコープ生活協同組合」のご協力により、ロボットの操作をとおしてプログラミングを学ぶ「ロボット・プログラミング体験教室」を実施しました。トライアル・アンド・エラーを繰り返してゴール(目標)にたどり着くプロセスやプログラミング的思考、他者とのコミュニケーションを子どもたちに経験してもらい、コロナ禍での子どもたちの成長のきっかけとなりました。 日本航空株式会社 × 宗像市 連携事業「JALお仕事講座」 本市と包括連携協定を締結している「日本航空株式会社」様のご協力により、航空教室や空港見学を実施しました。本事業は、幅広い機会の提供を通して、職場観の育成やコミュニケーション能力の向上を図るとともに将来の夢について考えるきっかけとなることを目的としています。接客や笑顔の作り方等のおもてなし講座や飛行機の仕組みを学ぶ航空教室、バックオフィスやJALラウンジ、機内の見学など、実際に空港で働く現場を体感する空港見学をしました。 日本の次世代リーダー養成塾 平成16年から毎夏、地方自治体・経済界・学界が一体となって、グローバルアリーナをメイン会場に開催している本事業は、高校生を対象に、「各界で活躍する講師陣の講義」や「全国から集まる170人の高校生同士でのディスカッション」などを通じて、日本だけでなく世界を舞台に挑戦する人材の育成を目指す2週間のサマースクールです。17回目の開催となる今年度は、市内在住または市内の高校に通う6名の高校生が、宗像市推薦枠として参加しました。