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べじたぶる10月号「自分が食べて美味しいと思えるものを出していきたい」~ミニトマト農家竹下 英臣さん

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べじたぶる10月号「自分が食べて美味しいと思えるものを出していきたい」~ミニトマト農家竹下 英臣さん~

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  • 営農年数:6年目
  • 営農地:宗像市池浦
  • 栽培品目:ミニトマト、枝豆、カブなど
  • 作付面積:2ha

大らかな雰囲気に惹かれ宗像で就農

竹下さんは古賀市で生まれ、小中高を愛知県、大学を長野県で過ごしました。大学卒業後、長野県の職員として就職するも、学生時代から抱いていた農業への憧れを捨てきれず退職。農作業ヘルパーやむなかた地域新規就農研修を経て農業の道へ。
就農の地に宗像市を選んだ理由について、出身地の古賀市から近いこと、都会と自然のバランスが程良く住みやすい環境であること、農業に力を入れていて新規就農に対し積極的であることなどがありますが、何より“人を受け入れてくれる”宗像の大らかな雰囲気が大きな魅力だと話します。

年々精度が上がっていくのが楽しい

竹下さんに農業の大変さを尋ねると、「大雨や台風などの自然災害に襲われるとどうしても被害が出ます。毎年対策していますが、昨年上手くいったことが今年は通用しないなんてこともよくあります。特に夏場は年々暑くなっているので、難しくなっています」と教えてくれました。
一方で「先輩農家のアドバイスもあり、年々栽培方法の精度が上がっていくのが楽しい」とやりがいを感じている竹下さん。「就農当初に比べると予測、予防ができるため作業が効率的になり、そうすれば規模を拡大できるという好循環の手応えを感じられて、最近は農業を楽しむ余裕ができました」と笑顔を見せます。
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いつかは大玉トマトを

竹下さんは3年前から産直部会に所属して、地域のスーパーに出荷しています。メインの作物にミニトマトを選んだ理由について、以前食べたトマトの美味しさに感動したことをあげます。その経験から「自分が食べて美味しいと思えるものをつくっていきたい」とトマト栽培を目指して、まずはミニトマト栽培を始めました。
今後について、「冬でもミニトマトをつくって通年で出荷できる環境を整えていきたい。そしていつかは大玉トマトをつくりたいですね」と目標を話す竹下さん。成長を手助けしてくれた先輩農家に追いつき、トマト農家として認められたいと奮闘中です。
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