特別支援教育と学びの場 最終更新日:2025年1月14日 (ID:3910) 印刷 特別支援教育とは 障がいのある児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び支援を行うことです。学びの場通常の学級 1学級の児童生徒数は小学校1年生から5年生は35人まで、小学校6年生は40人までの編制です。(R7年度以降小学校全学年35人までの編制になります。) 集団による一斉指導をする中で児童生徒の実態に応じた適切な指導及び必要な支援を行います。通級指導教室による指導 通常の学級に在籍し、大部分の授業を通常の学級で受けながら、一部の時間で障がい(ADHD、LD、自閉・情緒障がい等)に応じた特別な指導(自立活動*¹の指導など)を通級指導教室で実施します。(単なる教科の遅れを補充するための学習指導は行いません。)特別支援学級 学習上も生活上も支援ニーズが高い児童生徒が在籍する学級です。(なかよし学級、たんぽぽ学級と呼ぶことがあります。) 1学級は同学年または異学年による障がい種別(知的、自閉・情緒障がい等)ごとの学級編制となっており、1学級の児童生徒数は8人までです。 特別支援学級において、自立活動*¹に加え、児童生徒一人一人の障がいの状態や特性及び心身の発達段階等に応じた授業を実施し、原則、週の授業時数の半分以上を特別支援学級で行います。 通常の学級で行う交流及び共同学習では、児童生徒同士のふれあいを通じて、豊かな人間性を育むことや教科等のねらいの達成を目的とした授業を実施します。特別支援学校 就学の対象となるのは、学習上または生活上、健康上などの様子から支援が多く必要な児童生徒が在籍する学校です。自立活動*¹に加え、障がいに応じた弾力的で専門的な授業を実施します。自立活動*¹…個々の児童生徒が自立を目指し、障がいによる学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、心身の発達の基盤を育む活動です。通級指導教室、特別支援学級、特別支援学校での学習を希望する場合は、宗像市教育支援委員会(就学相談)を受ける必要があります。