令和6年度「チャレンジ子ども料理」入賞作品決定 最終更新日:2024年12月12日 (ID:4079) 印刷 市では、子どもたちが望ましい食生活を送るための基礎と実践力を身に付けることを目的に、夏休みに市立学校4~6年生を対象に料理作品を募集しました。栄養バランスや地場産物の活用、工夫した点などの審査を行い、今年は応募393作品のうち10作品が入賞。家族との食事を大切にする様子が浮かんでくるメニューや、おいしく体に良いものを作ろうとさまざまな工夫を取り入れたレベルの高い献立などが多くありました。大賞に輝いた片野星那(せいな)さん(河東西小6年)の作品は、家族と2歳になるいとこのために考えた献立。宗像産食材の活用、食べてもらいたい人のために工夫した点などが評価されました。これからも宗像の子どもたちが、楽しみながら食事を作ることで食に関わる人への感謝の心を持ったり、宗像の食材の魅力を知ることで自分や家族の食生活を豊かにすることへの関心が増えたりすることを期待します。チャレンジ子ども料理大賞片野星那 さん (河東西小6年)とうもろこしご飯エコふりかけのせ鯛のポワレ夏野菜ソースハートと星のみそ汁ひじきとれんこんのサラダwithヨッシーの卵甘ずっぱいブルーベリーアイス審査員講評2歳のいとこと家族のことを考えた愛情あふれるレシピです。食べてもらいたい誰かのために一生懸命料理を作る相手意識、素晴らしいです。また、宗像産の食材と自家製の食材、添加物なしの調味料、いりこと昆布の二次利用と工夫も盛りだくさんでした。けがの経験からの学び、配膳の美しさにも感心しました。受賞した片野さんのコメント2歳のいとこの好みや家族の願いにあわせて、道の駅むなかたで食材を選び、宗像産の鯛と夏野菜をたくさん使って鯛のポワレを作りました。みそ汁は、いとこが野菜を食べてくれるように、星型のオクラを使い、人参はハート型にしました。ブルーベリーも好きなので、庭になっていたブルーベリーを使って、ブルーベリーアイスを作りました。いとこのことを考えて料理を作り、大賞を受賞できてうれしいです。誰かのことを考えながら料理をすることはすごく楽しいなと思いました。みんなにも、もっとむなかた育ちの食材をたくさん知って、料理を作ってもらえたらと思います。片野星那さん2歳のいとこと楽しく調理チャレンジ子ども料理審査員特別賞二村大喜 (だいき) さん(東郷小6年)むなかた産米のごはんたいのホイル焼き夏野菜とあかもくのみそしるツナとわかめのサラダすいかまるごと白玉フルーツポンチ審査員講評宗像産の旬の食材をふんだんに使った栄養たっぷりのレシピです。朝一番に「道の駅むなかた」で購入した食材、中でも“あかもく”や“あまとうがらし”等の珍しい食材を取り入れていました。また、自宅で育てた“ミニトマト”や自作の“みそ”等、手づくり食材にもこだわっているのも素晴らしいです。二村大喜さんゴーグルで、玉ねぎもへっちゃら!自分で考えて工夫しました。チャレンジ子ども料理栄養士賞谷口大晴 (たいせい) さん(自由ヶ丘南小4年)とうもろこしごはんシャケのホイルやきチーズのせナスとうふたまごのみそしるきゅうりとツナとワカメのサラダフルーツ白玉審査員講評シャケのホイル焼きやみそ汁に、自分なりのアレンジを加えたオリジナリティあふれるレシピです。家族が「おいしい」と喜んでくれた様子が伝わってきました。谷口大晴さん「ねこの手」で、がんばって切りました!入賞:7作品審査員講評宗像産の魚や野菜をふんだんに使い、彩りよく、栄養バランスがとれた献立になっていました。レシピに自分なりの様々なアレンジが加えられており、どれも創意工夫がみられる作品でした。審査員による全体への講評暑さで食欲も落ちがちになる夏に、おいしく体によいものを作ろうとした作品が多く、その意欲に感心しました。また、宗像産の食材に目を向け、食材の良さを最大限に引き出せる味付けを工夫したり、食欲をそそる盛り付け、配膳にも気を配ったりして、家族との食事を大切にする様子がうかがえるレベルの高い内容でした。