学校給食の牛乳をストローレスパックに変更 最終更新日:2023年9月7日 (ID:4081) 印刷 令和5年度の2学期から宗像市立学校給食の牛乳が、ストローを使用せずに飲用可能な「ストローレスパック」に変更されました。ストローのような小さなものはリサイクルしづらく、これまでは使い捨てのごみとなり焼却処分していました。令和元年 5 月、政府は「プラスチック資源循環戦略」を策定し、プラスチックストローなどのワンウェイプラスチック(一度だけ使われて廃棄されるプラスチック製品)を 2030 年までに累計 25%排出抑制する戦略を定めており、外食産業などで紙ストローといった代替が進んでいます。宗像市立学校全校でストローレス化に取り組むと、年間に約530kg(約176万本)のプラスチックごみを削減することができ、約 1.5t-CO2 の CO2 削減効果が期待できます。(算出は下記参照)また「ストローレスパック」の導入開始にあたり、各学校の図書室でプラスチックごみ問題に関する関連本の紹介及び展示を行い、児童生徒の環境意識の向上を図っています。 2学期から使用する牛乳パック ストローレスパック初日の様子 令和5年8月29日(火曜日)ストローレスパックが初めて給食で提供されました。日の里中学校では、とまどいながらもパックを手順通りに開けて、美味しく飲む姿が見られました。生徒からは「ストローのほうが飲みやすいと思っていたが、結構飲みやすかった」「ちょっと手間だけど、環境に良いことだから慣れていきたい」「こぼさないように開けたり、飲んだりしたい」との感想がありました。 図書室の展示 日の里中学校城山中学校河東中学校自由ヶ丘中学校日の里西小学校河東西小学校大島学園 参考資料 算出先 環境省 HP「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」(外部サイトへ移動します)