高齢者の「食べる」フレイル予防 最終更新日:2024年11月13日 (ID:7489) 印刷 フレイルってなに?「フレイル」とは、高齢期に老化が進み、心と体が衰えた状態のことを言います。健康な状態と、介護が必要な状態の間であり、加齢による低栄養や筋力・筋肉量の減少、社会とのつながりの減少などがお互いに関連しあい、そのままにしておくとフレイルが悪化し、徐々に介護が必要な状態になります。大事なことは早めに気づいて、適切な取組を行うこと。そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。フレイル予防には、「運動」、「栄養・口腔機能」、「社会参加・こころの健康」の3つをバランスよく実践することが大切です。高齢者が陥りやすい「低栄養」は、フレイルに大きくかかわっています。食事は時間を決めて、1日3食しっかり食べることが大切です。たんぱく質(肉・魚・大豆製品・乳製品・卵など)を積極的にとり、バランスのよい食事を心がけましょう。フレイル予防で健康長生き!(市ホームページ)予防の一つ「食事・栄養」3つの習慣で、フレイル予防に必要な食生活を実践しましょう主食・主菜・副菜がそろった食事を一日1度も食べないこの半年間で2~3kgの体重減少があったBMI18.5未満である(BMIとは[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値、肥満や低体重(やせ)の判定に用いる)これらに心当たりがある方はフレイル予防の一つである、「食事・栄養」について考えてみましょう。1日3食を心がける1回の食事で食べられる量は、年を重ねるともに減少します。できるだけ1日3回以上の食事を心がけ、1日に必要なエネルギーやたんぱく質などをしっかり摂取していきましょう。規則正しい食事は、生活リズムを整えます。生活リズムが整うと、活動量が増え、食欲が増し、更に十分な食事を摂れるようになります。1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせてたべましょう高齢期はたんぱく質が不足しがちです。たんぱく質は筋肉のもと。特に肉・魚・卵・牛乳などの食品からたんぱく質をしっかりとることもポイントです。たんぱく質とは(例)いろんな食品を食べましょうそれぞれの食品に含まれている栄養素は1種類ではありません。多様な食品を組み合わせて食べることで、必要な栄養素をまんべんなく摂取することができます。ふくおか健康ポイントアプリ「ふくおか健康ポイントアプリ」は、県民一人ひとりが日々の健康づくりに、積極的に楽しみながら、継続的に取り組んでいけるよう福岡県が開発したアプリです。歩数や健康記録などに応じてポイントがもらえ、ポイントはキャンペーンへの応募に使用したり、協力店で使えるクーポンと交換することができます。アプリの操作方法など、詳しくは福岡県のホームページをご覧ください。アプリを使って、楽しく健康管理をすることでフレイル予防につながります。関連リンク食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業(厚生労働省)(外部サイトにリンクします)ちょうどよいバランスの食生活(農林水産省)(外部サイトにリンクします)関連ファイル 週間カレンダー(PDF:1.81メガバイト) 食事バランスガイド(厚生労働省)(PDF:1.95メガバイト)