テイクアウト容器等に係るプラスチック代替品導入支援補助金【事例紹介】Cafe Trees 最終更新日:2024年9月18日 (ID:7686) 印刷 概要市は、市内飲食店などがテイクアウトで使用している使い捨てプラスチック製の容器やスプーンなどを削減し、バイオプラスチックや紙などの環境に配慮した製品に切り替える費用の一部を補助しています(令和6年度は終了しました)。令和5年度に本補助金を活用された「Cafe Trees」の代表・長田倫明さんにお話しをお聞きしました。 店舗について約20年前に父が創業し、約3年前にお店を継ぎました。現在ユリックスのハーモニーホールの前で、弁当、サンドイッチ、うどん、デザート、ドリンクなどを販売しています。皆様に気軽にお越しいただけるアットホームな空間を提供することをコンセプトにしており、小さなお子様からお年寄りの方まで幅広くご利用いただけます。環境問題についてどのように考えていますか?環境問題には以前から関心があり、個人の活動としては「ボランティア団体comradeこどもたちのために」を立ち上げ、福岡教育大学の学生や子どもたちと一緒に、赤間小学校周辺や釣川沿いのごみ拾いなど環境美化活動に取り組んできました。また、地産地消で宗像産の旬の食材を使うことを意識しています。たとえば、ふきのとうのから揚げや、うどんのかき揚げのニンジン、芋などです。あとは店舗の照明を全てLEDに替えました。環境に良いし、電気代も下がり経費削減になっています。今回、補助金のチラシを見て興味を持ち、環境に良い取り組みになるならと思いエコ容器を導入することに決めました。どのようなエコ容器を、どのようにして導入しましたか?市内の容器業者さんに相談し、実際にエコ容器のサンプルを見せていただき、サイズ、デザインから導入する容器を選びました。おにぎり弁当(再生プラスチック)サンドイッチの容器(紙) アイスドリンクの蓋(バイオマスプラスチック)アイスクリームのスプーン(木製) 容器を導入してみてどうでしたか?おにぎり弁当の容器は、従来使用していたサイズよりも少し小さくなりましたが、その分たくさん詰め込まれているように見えるのでお得感が増したと感じています。サンドイッチの容器は、紙のほうがおしゃれに見える、高級感があると常連の方からも好評です。アイスドリンクの蓋、アイスクリームのスプ―ンを替えたことでの不都合は特にありません。今回容器を切り替えて「よかったことしかない」と思っています。ただ、エコ容器は基本的に単価が高く、食材なども高騰する中、自腹でエコ容器を導入することはハードルが高いと感じています。今後の展望は?お店としては現状維持できれば良いなと思っています。これからも自分にできる環境に良い取り組みをしつつ、お客様に笑顔でおいしく召し上がっていただきたいと思っています。「Cafe Trees」住所:宗像市久原400(宗像ユリックス内ハーモニーホール前)電話番号:0940-22-8105営業時間:10時~16時(イベント時は異なる)定休日:月曜日関連リンクCafe Treesインスタグラム(外部サイト)(外部リンク)