テイクアウト容器等に係るプラスチック代替品導入支援補助金【事例紹介】レストラン アワノ 最終更新日:2024年9月18日 (ID:7687) 印刷 概要市は、市内飲食店などがテイクアウトで使用している使い捨てプラスチック製の容器やスプーンなどを削減し、バイオプラスチックや紙などの環境に配慮した製品に切り替える費用の一部を補助しています(令和6年度は終了しました)。令和5年度に本補助金を活用された「レストラン アワノ」の代表・粟野雅美さんにお話をお聞きしました。店舗について東郷駅から徒歩3分、日の里一丁目団地の商店街にある、昔ながらの洋食店です。元々宗像市内に住んでいましたので、24年前にこの場所に創業することに決めました。カレー、オムライス、スパゲッティ、若鶏の唐揚弁当、ハンバーグ弁当などメニューが豊富にあり、イートインもテイクアウトもしていただけます。店内でゆっくり召し上がっていただくお客様も多いですが、企業や住民の方からまとめてテイクアウトをご注文いただくことも多いです。お子様からお年寄りの方まで幅広くご利用いただけます。環境問題についてどのように考えていますか?環境問題については以前から関心があり、できることから取り組んできました。店内の電気は10年ほど前にLED電球に変えました。電球の切れが少なくなったと感じています。テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、エアコンについては、インバーターが搭載されているものに替えました。省エネにもなり、電気代も月1万5千円くらい下がったので、替えて良かったと思っています。また、趣味のサーフィンで海に行くと、海岸にたくさんのプラスチックごみが落ちていることが気になっていたことから、なんとかしなければという想いがあり、プラスチック問題については意識してきました。昔、プラスチックストローを紙ストローへ替えようとしたことがありますが、当時はまだ商品の流通が少なく、プラスチックストローの3倍ほどの価格だったため、替えることが厳しくあきらめかけていました。今回こちらの補助金があるとの情報を得て、まずは弁当の容器から替えてみたいと思い、申請することに決めました。どのようなエコ容器を、どのようにして導入しましたか?ネットで調べ、現在使用している容器と同じ形状のものを見つけて注文しました。(左)今回導入した再生プラスチック容器(右)以前使用していたプラスチック容器再生プラスチックの容器を使用した弁当 容器を導入してみてどうでしたか?補助金を使って切り替えた再生プラスチックの容器は、深くて強度があります。特にごはんが盛りやすくなりました。容器の形状がほぼ同じなので、デメリットは特にないと思っています。今後の展望は?お店としては朝の弁当配達、ランチ、夕方のお店の営業を続けていきたいと思っています。また、他の容器等についてもプラスチックから紙や再生プラスチックの容器などに替えていきたいと思っています大手飲食店が環境問題に特化していることを感じ取り、自身も早め早めに環境問題に着手していこうと考えています。「レストラン アワノ」住所:宗像市日の里1-10電話番号:0940-37-2262営業時間:12時~15時30分/17時30分~20時定休日:日曜日