誰一人取り残さない 防災施策を推進します

6月、水無月、水の月。空を眺め、 天気予報が気になる季節です。
私が、市長に就任し初登庁から間もない平成 30 年7月6日、西日本豪 雨が宗像市を襲いました。「畑地区のため池が決壊の恐れがある」との一報を受け、市として初めて避難指示を発令。近隣住民に呼びかけ避難していただきました。幸い被害は発生せず、みなさん無事に帰宅。その後、直ちに市内全域のため池の点検と改 良工事を強化。「ため池ハザードマップ」を作成し全戸に配布しました。
喫緊の課題は情報の伝達。まずは、令和6年度をめどに全ての世帯に広報紙をお届けするプロジェクトをスタート。併せてSNSやテレビの「dボタン広報誌」を活用した緊急情報発進強化を進めていきます。
避難所の環境整備も大切です。そこで、避難所となる体育館の冷暖房の設置を推進。また、建築中の市役所増築棟は避難所としても活用でき るよう設計。このように平時と緊急時双方で活躍するハイブリッド型の 施設づくりに取り組んでいます。
安全· 安心なまちを目指し、誰一 人取り残さない防災対策に挑みます。