令和5年10月号みさこの伝えタイ通信「誰のためのデジタル革命かを忘れずに」 最終更新日:2024年3月31日 (ID:826) 印刷 デジタル化が加速度的に進むにつれ「IT」「DX」「AI」 。魔法使いの呪文のような言葉が増えてきました。テレビのニュースや活字で、なんとか理解はしていますが「あなたは、日々の暮らしの中で活用していますか?」と問われると、甚だ疑問。アナログ派の私は、取り残されている感があります。先日、古希を過ぎた先輩から「チャットGPT」を使っていると聞き、遠く輝く星を見る思いでした。とはいえ、これらは、いずれも行政運営にとっては欠かせない技術です。「行かない」「待たない」「書かない」行政サービスを提供するための仕組みだと思っています。また、最少の人員で最大の効果を上げるために欠かせないものです。市民目線で現在の業務の棚卸しを行い、必要か否かを仕分けすることが肝心です。デジタル化は目標ではなく、あくまで手段です。行政サービスの基本は、顔と顔を合わせたつながりです。便利な魔法に踊らされることなく、しっかりと足元を見てデジタル革新を進めていきます。