令和6年5月号みさこの伝えタイ通信「全てにつながる「食」で人とマチを元気にします。」 最終更新日:2024年5月1日 (ID:868) 印刷 世界遺産シティ宗像―市内には、さまざまな遺跡や史跡が点在しています。沿岸部では、縄文時代の貝塚や古墳時代の製塩土器、内陸部では弥生時代から古墳時代にかけての食物を保存した遺構や貯蔵穴が見つかっています。自然に恵まれ多様な食物を手にすることができる土地。食に関わる歴史も豊富です。私たちは、食なしに生きることはできません。良質な食の恵みを享受するためには、肥沃な大地と豊饒な海、それを守り、最大限に活用する人材が必要です。また、農業・漁業は自然と隣り合わせ。水路や河川、ため池の異常を誰よりも早く気付くのは農家。海象や気象の変化に敏感なのは漁業者。農業・漁業は防災や環境保全の最前線、人と自然を守る欠かせない産業です。宗像産の農水産物を市内で消費し、市外に向け情報発信。健康、環境保全、農業・漁業の支援、産業の振興、定住の促進、人材育成、市立学校の「食育」などを重層的に進め、まちを活性化させることが狙いです。本年度は、全てにつながる「食のまち宗像」を市のブランドシンボルとし未来への投資を進めていきます。