市では、戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世まで広く伝えていく必要があることから、戦後70年の年である2015年に、河東地区コミュニティ・センター前に平和祈念広場を整備しました。
平和祈念碑『空へ』

平和祈念碑『空へ』は、宗像市と福岡教育大学との連携事業により、福岡教育大学美術教育講座によって制作された作品です。
過去から現在、そして未来に向かって進むための象徴として「階段」がモチーフとなっています。
悲惨な戦争を二度と繰り返さぬように、次世代へその歴史を語り継ぎ、未来に向かって恒久の平和を築いていくための願いが込められています。
碑文
平和祈念碑
空へ
空と大地を繋ぐ階段です。空から降りてくる知恵を受け止める場であり、また空へ向かい未来を想う場です。
ひとつひとつの階段は過去から現在、未来に向かって進むための象徴です。
この「空へ」は悲惨な戦争を二度と繰り返さぬように、次の世代へその歴史を語り継ぎ、未来に向かって恒久の平和を築いていくための祈念碑です。
二〇一五年秋
制作:福岡教育大学美術教育講座千本木直行

平成29年度には、戦没者等の氏名が刻まれた刻銘碑を市と遺族会(宗像市遺族連合会)で共同設置しました。
戦没者への追悼の意を表するとともに、平和の尊さを再確認し、悲惨な戦争体験を風化させることなく、後世に継承していくことを目的としています。
宗像平和の礎

平和祈念広場位置図
