校内にフィールドアスレチック場!?自由ヶ丘小「なかよしの森」で遊ぼう!~11月13日レポート~
更新日:2021年11月13日
こんにちは、ママレポーターの新田です。
皆さんは、自由ヶ丘小学校・校舎裏の山の中に、「なかよしの森(通称・なか森)」という大規模なフィールドアスレチック場があることを知っていますか?
自由ヶ丘地区の方にはお馴染みの「なか森」ですが、校内にあるので他地区の方は知らない方も多いかと思います。
そこで、今回は年に数回、自由ヶ丘小だけでなく他校の児童や未就学児も遊べるよう開放しているイベント「なか森で遊ぼう!」に子どもたちと行ってきました!
とっても珍しい校内にある大規模フィールドアスレチック場!
毎日登校するだけでも足腰が鍛えられそうな丘の上にある自由ヶ丘小学校。初めての小学校訪問でしたが、校門手前から案内の看板がいくつか立っており、迷わず受付まで行くことができました。駐車場もあるので、車での来校も可能です。
目印の看板
受付で、記名・消毒・検温します
たくさんの遊具があってワクワク(現在と遊具は一部変わっています)
門のお出迎え。なかよしの森入り口です
門をくぐって階段を上ると、森は入り口から下に向かって広がっていました。木々の間から遊具が見えますが、広くて一目では全貌が分かりません!
入り口から一番近い遊具で早速ひと遊び
下から見るとなかなかの高低差!自然木を利用した年代を感じる遊具も(写真右)
みんな楽しそうに遊んでいますね
急斜面の地形を利用した遊具もあり、森というより山の中にあるフィールドアスレチック公園のよう。大小様々な遊具が10種類以上あり、学校内とは思えないほど設備も本格的で驚きです。
もちろん、別に広い運動場もあるので、休み時間はどこで何をして遊ぼうか迷ってしまいそうですね。
森の中を歩きながら遊びに来ている子どもたちの様子を伺うと、遊具で遊ぶのはもちろん、友達と鬼ごっこをしたり、遊具に登ってのんびり談笑したり各々の遊びを楽しんでいました。
長い枝を手にしている男子グループもチラホラ、いくつになっても枝は魅力的なアイテムのようです(笑)
自由ヶ丘小の児童によると、一番人気は「どきどきロープウェイ(ターザンロープ)」だそう。公園にしかないようなスリルのある遊具が、学校にあるのは楽しいでしょうね。
順番待ちをしながら仲良く遊んでいました。
一番人気の「どきどきロープウェイ」
未就学児でも遊べる魅力的な遊具もいっぱい
整備された道もあります。季節柄、ドングリがいっぱい
秘密基地作りも楽しそう。学校内とは思えないほど自然があふれています
野外ステージもありました
私たちが遊びに行った10月23日は、自由ヶ丘小の児童だけでなく、市内外の児童、未就学児と保護者ら120人以上が来校し、子どもたちの楽しそうな声で賑わっていました。
保護者の方も「天気がいいので遊びに来ました。子どもも自然の中で遊ぶのが好きですし、たくさんアスレチックがあっていいですね」と話すなど、家族みんなで遊びに来ている方も多かったですよ。
うちの子たちはというと、初めて訪れたなか森に大興奮でした。長く続くコロナ禍で公園に行く機会も減っていたので体も鈍っていると思いきや、次々と遠くに見える遊具目指して山を駆け回ることみっちり2時間!
遊具によっては小さい子だけでは危ないものもあるので、追いかける親は必死でした(笑)
どうやら鈍っていたのは私だけだったようで、帰る頃には1人だけ太ももがパンパンになりましたが、大人にとってもどこか懐かしい雰囲気のなか森で楽しく過ごすことが出来ました。
多くの保護者の手で作り上げ、代々受け継がれて来たなか森
「自由ヶ丘小学校と言えば、なか森!」と同校を卒業した近所の子育てママさんも語るほど、長い間子どもたちに寄り添ってきたこの森は、どのようにして作られたのでしょうか?
「なかよしの森」誕生の経緯について、自由ヶ丘小の高橋教頭先生から貴重なお話を聞くことができました。
自由ヶ丘小学校の校舎裏になかよしの森が誕生したのは、小学校開校から5年後の昭和57年のこと。アスレチックは、市内の閉園した公園で当時使用していたものを譲り受ける形で設置されたそうです。
着工から完成まで約3年。専門家と共に延べ2000人もの保護者が協力して作り上げた「なかよしの森」は九州最大規模、そして県下初の学校内にある本格的フィールドアスレチック場として当時の新聞でも紹介されました。
それから39年、PTA・親父の会等保護者の力を借りて定期的に除草や改修を行いながら、現在も大切に受け継がれています。
建設当時の貴重な写真です(校内の体育館通用口付近に掲示)
長く子どもたちに親しまれてきたことが分かります(同上)
数年前にも新たにアスレチックが増設
普段、なか森は昼休みに児童に開放している他、秋には低学年がドングリ拾いに行くなど授業の中で活用されることもあるそう。
また、自由ヶ丘南小学校の遠足や、赤間小学校も学年レクリエーションで訪れることもあり、近隣の小学生からも親しまれています。
他校の児童や未就学児も遊べる開放イベント「なか森で遊ぼう!」
「なか森で遊ぼう!」は自由ヶ丘地区の青少年育成部会が、子どもの居場所作りのために年に数回開催しています。
部会長の占部光保さんにお話を伺いました
「最近は子どもたちが山で遊ぶ機会も少ないので、このように年に数回なかよしの森を開放し、遊ぶ場所を提供しています。山を登り降りして遊ぶことで身体も鍛えられるので、子どもたちには、とても良い環境だと思いますよ」
青少年育成部会の皆さん(中央・占部さん)
コロナ禍以前はお昼におにぎりのふるまいや、マシュマロ焼き場を設けるなどしており、参加者からも好評だったそう。自然の中、皆で食べるおにぎりは格別でしょう!
子どもたちが楽しめるよう準備してくれているのもありがたいですね。
今年度「なか森で遊ぼう!」は、11月20日をはじめ数回開催予定です。
普段なかなか入ることの出来ない他校児童や未就学児は遊べるチャンス!
遊具で遊ぶも良し!山を駆け回るのも良し!自然がいっぱいの自由ヶ丘小学校「なかよしの森」にぜひ皆さんも遊びに行ってみてくださいね。
(レポートは原文のままで掲載しています)
2021年度「なか森で遊ぼう!」今後の開催予定
- 11月20日(土曜日)午後1時から午後4時まで
- 令和4年1月22日(土曜日)午後1時から午後4時まで
- 令和4年3月19日(土曜日)午前10時から午後2時まで
注意事項
- 参加時はマスク着用
- 未就学児は保護者同伴
- ケガと事故については自己責任のもとでお願いします
- 日時変更・中止の場合あり。自由ヶ丘コミセン情報紙、HPでご確認ください
自由ヶ丘コミセンHP(外部サイトへリンク)
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