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宗像×JALのコラボが実現!飛行機や空港の魅力が語られました~12月29日レポート~

更新日:2021年12月29日

こんにちは、ママレポーターの新田です。
宗像市と日本航空(JAL)は2017年に包括連携協定を締結して以来、宗像を盛り上げるため様々な取り組みを行ってきました。
例えば、グランドスタッフの方が「フェリーおおしま」「しおかぜ」の船内アナウンスを担当したり、年始に宗像大社で巫女を務めたりというニュースは知っている方も多いかと思います。

今回はその取り組みの中の一つ、12月4日に開催された「出張!JALお仕事講座inむなかた」を紹介。普段福岡空港で働いているJALグループスタッフのみなさんの仕事について、楽しく学ぶことができました。

「世界遺産登録5周年プレイベント~海の道むなかた館秋まつり~」の一環として開催

「世界遺産登録5周年プレイベント『海の道むなかた館秋まつり~』」の一環として開催

 

貴重な映像や体験活動を通して仕事について楽しく学べる講座

「旅が始まる」という非日常感漂う空港の雰囲気にはいつもワクワクさせられますよね。
そのような空港で働いていて、普段なかなか接することのない、「航空整備士」「貨物スタッフ」「グランドスタッフ」「グランドハンドリングスタッフ」によるお仕事講座ということで、申し込みも多かったそう。
取材に行った午前の部は、市内の小学生40人が参加しました。

どんなことを学んだのか、部署ごとに抜粋して紹介します。

航空整備士

飛行機の整備に機体ごとに資格が必要なことや、燃料はどこに積まれているか学びました。
機体の外側に使われる板の厚さはなんと1.2ミリという薄さ!
子どもたちからは驚きの声が上がっていました。

また、最近の飛行機は一部にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)というプラスチックでできた材料を使っているそう。まだまだ進化を続けています。

  • 飛行機の外板の薄さに驚く子どもたち
    飛行機の外板の薄さに驚く子どもたち
  • CFRPは軽くて強い。触るとコンコンと音がしました
    CFRPは軽くて強い。触るとコンコンと音がしました

 

貨物スタッフ

貨物を搭載する場所やコンテナの種類について学びました。
コンテナは、軽量のものや保冷できるものなど、用途に合わせて種類は様々。
採れたての新鮮な魚は海水と一緒に搭載されるため、海水が漏れないようにビニールで覆うなど、工夫もされているそうです。

また、JALは7000台ものコンテナを保有していますが、その中で世界に1つしかない幻の「黄色いコンテナ」があることも教えてもらいました。
「見たら、幸せになれる!?」という遊び心を込めて作られています。空港に行ったらぜひ探してみたいですね。

遠くからでも目立つ黄色!長年働くスタッフでも数回しか見たことがないそう

遠くからでも目立つ黄色!長年働くスタッフでも数回しか見たことがないそう

 

最後は、特別に用意された実物大の木製のコンテナに荷物を運び、一つの大きな絵柄を完成させるという体験も。
みんなで協力して荷物を運び、絵柄を完成させました。

  • 「荷物は丁寧にやさしく扱ってください!」とアドバイスされます
    「荷物は丁寧にやさしく扱ってください!」とアドバイスされます
  • 宗像とJALの写真が合わさったオリジナル絵柄が完成!
    宗像とJALの写真が合わさったオリジナル絵柄が完成!

 

グランドスタッフ

搭乗手続きや、預け入れ手荷物につけるタグについて学んだほか、タグの取り付け体験も実施。
講師の方が実演した際には、海の道むなかた館体験学習のイメージキャラクター「テンちゃん」のイラスト付きスーツケースが使用されました。

  • 煌びやかに装飾されていたテンちゃんのスーツケース!
    煌びやかに装飾されていたテンちゃんのスーツケース!
  • 教えてもらいながらタグ付けに挑戦。貴重な体験ですね
    教えてもらいながらタグ付けに挑戦。貴重な体験ですね

 

グランドハンドリングスタッフ

飛行機の誘導や預かり荷物の積みおろし作業について学びました。
今回は、テンちゃんのイラスト付きスーツケースに、特別にビデオカメラを装着。カウンターで預けられたスーツケースがベルトコンベアに乗って移動し飛行機に搭載されるまで、そして飛行機からおろされ到着ロビーへ運ばれるまでの様子を、スーツケース目線の映像で見ることができました。

この講座のためにJALグループスタッフのみなさんが準備してくれ、宗像×JALのコラボが実現した貴重な映像。
子どもたちの後ろで講座を聞いていた保護者の方も、時折相槌を打ちながら興味深く見入っていました。

テンちゃんのスーツケースが飛行機に搭載されます

スーツケースが飛行機に搭載されます

 

「グランドハンドリングスタッフ」の講師を務めたのは、河東中出身の柳澤晴香(やなぎさわはるか)さん。
飛行機の周りで働くスタッフの仕事について、楽しく紹介してくれた柳澤さんに感想をお聞きしました。

柳澤晴香さんの話

初めての経験でとても緊張しましたが、地元の子たちの前でグランドハンドリングの仕事を紹介できて良かったです。私も映像の中で飛行機の誘導をしていました。空港に来た時はぜひ、デッキから私たちの働く様子も見てほしいです。

講座の最後にはテンちゃんが会場に登場!
子どもたちの大歓声で迎えられたテンちゃんは、みんなにお土産を持って来てくれました。

  • 旅行から帰って来たテンちゃん。お帰りなさい!
    サプライズでテンちゃんが登場!
  • テンちゃんの登場で会場がとても盛り上がりました
    テンちゃんの登場で会場がとても盛り上がりました
  • 配られたお土産。このほか、ステッカー等ももらえました
    配られたお土産。このほか、ステッカー等ももらえました


お友達同士で参加していた4年生の女の子たちに話を聞くと「面白かった!飛行機は乗ったことがなかったけど、乗ってみたいと思った」と楽しく受講できたよう。
保護者の方も「空港で働く人の様子を見せてあげたかった。普段見ることが出来ない所も特別に見せてもらい、自分たちも勉強になりました」と話してくれました。

 

宗像×JALの今後に期待!

今回の講座の進行役を務めたJALグループスタッフの千代丸彩夏(ちよまるさやか)さんにお話を聞きました。

千代丸彩夏さんの話

コロナ禍で、なかなか旅行に行けない方も多いと思いますが、飛行機の魅力や空港で働く私たちの仕事について知っていただくことで、旅行でのご利用時以外にも飛行機や空港に親しみを持っていただけたらと思い、講座を実施しました。
空港は「飛行機に乗る場所」というイメージの方が多いと思いますが、ぜひ飛行機を観に空港に遊びに来てほしいです。

また、今後も宗像市と協力してイベントを開催できればと思っています。

右からお話を聞いた千代丸さんと上野さん。普段はお目にかかれないA350模型と共に

左から上野さんとお話を聞いた千代丸さん。
普段はお目にかかれないA350模型と共に

 

スタッフのみなさんが飛行機に乗った際には、上空から大島が確認できると「もうすぐ福岡空港に到着する」と感じるようで、宗像には親近感を持ってくださっているそうですよ!
意外な繋がりがあることを知り、とても嬉しくなりました。
私たちも飛行機に乗る機会があれば、沖ノ島を探してみたいですね。

宗像市とJALグループスタッフのみなさんは、今後も宗像を盛り上げるため様々な楽しい企画をしてくれることと思います。
新たなコラボをお楽しみに!

(レポートは原文のままで掲載しています)

 

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電話番号:0940-36-1055
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