「自由ヶ丘ショップモビリティ」美味しい・嬉しい・楽しいサービスが街にやってきた!~12月21日レポート~
更新日:2021年12月21日
こんにちは、パパレポーターの久田です。
市では、将来にわたり住み続けられるまちを目指し、官民連携で住宅団地の再生事業を実施。
自由ヶ丘地区では第1弾の事業となる、株式会社Mellow(メロウ)と連携した「ショップモビリティ」の実証事業を行っています。
12月25日までの毎週土曜日の午前11時から午後5時、自由ヶ丘中央公園と近隣公園にキッチンカーなどの移動式店舗が集まります。
家族とメニューを見ながら「どのお店にする?」「これが食べたい!」と話し、11月13日にさっそく行ってみることに。
次の3つのポイントで同事業を紹介します。
12月末まで毎週土曜に開催中
中央公園の出店
近隣公園の出店
- ショップモビリティとは、これまでの「人が」商業施設や店舗に移動してサービスを受ける生活様式から「商業施設や店舗が」人の元へ移動し、サービスを提供する次世代移動型店舗のこと
1.気軽に寄れるキッチンカー(中央公園)
自由ヶ丘中央公園に訪れるのは初めてなので、まずは家族と園内を散歩してみました。
地面にはどんぐりが落ちていて秋の気配が深まっている気配。階段を上がると広い池が見渡せます。
池の周りは遊歩道になっているので、お散歩やジョギングなど、みなさん思い思いに過ごしていました。
どんぐりがこんなにたくさん!
整備された遊歩道
広い池の周りをぐるっと回れます
キッチンカーの方に移動すると、すでに人が並んでいました。
今回出店していたのは
- Cor.by NY(チキンオーバーライス)
- il Hallettone(イタリアン牛すきバーガーなど)
お客さんやお店の方に話を伺いました。
お客さんの声
- 子どもが小学校でチラシをもらったので、散歩がてら来てみました
- この辺はよく犬の散歩などで通ります。先週もやっていたし、ちょっと寄ってみようと遊びに来ました
Cor.by NYさんの声
今回は2回目の出店です。街中に比べて郊外型ということで、キッチンカーで一日中滞在できるのがいいですね。
il Hallettoneさんの声
Mellowさんとの縁で参加させてもらいました。当店の拠点も宗像にあるため、近くて助かります
住民側にもお店側にとってもメリットがあり、素晴らしい事業だと感じました。
混雑具合にもよりますが、注文から10分ほど待つと出来立ての料理を提供してくれます。
私たちもお昼ご飯をゲットできました。
「Cor.by NY」さんの人気商品。略してチキオバ!
たくさんのチキンがうれしい!
サイドメニューも豊富な「il Hallettone」さん
肉汁たっぷりのイタリアン牛すきバーガー
2.食べて遊ぶ(近隣公園)
自由ヶ丘中央公園の次は、近隣の自由ヶ丘第11号公園にも足を伸ばしてみました。
中央公園から歩いて約10分、車で約3分ほどの距離で、駐車場もあります。
第11号公園にあるのぼりに吸い寄せられます
出店していたのは次の4店です。
- ALLWAYS(メロンパン・クロワッサン)
- 元祖宗像ラーメン 宗像いく麺家(醤油ラーメン・塩ラーメン)
- カルナ食堂(スパイシーカレー)
- makoto(2週間で消えるボディアート)
元祖宗像ラーメン 宗像いく麺家さん
ラーメンを作ってもらう間に話を伺い、「こだわりは宗像ラーメンという名前。大島の塩、宗像の醤油、宗像の会社が販売している海苔を使用しています。居酒屋で修行している時に、師匠からキッチンカーやってみないかと誘われたのがきっかけです。キッチンカーの魅力は店舗型の飲食店と違い、お客様が求めてくれる場所まで出向いて商品を提供できること。外出自粛で外食に行けない、飲食店過疎地で出店した際などにとても喜んでもらえ、やってよかったなぁと感じます」と熱く語ってもらいました。
公園内のベンチに座り、温かいラーメンを食べました。
寒い中で食べると心身共にホッとしますね。
暖簾にも元祖宗像の文字が
出来立てのラーメンを食べられる!
makotoさん
今回初出店のmakotoさんでは、1、2週間程で消えるメヘンディ(ヘナタトゥー)というサービスを提供。
模様にはエキゾチックで不思議な紋様を思わせる手書きのボディペイントを施してくれます。
ちょっとした気分転換やおしゃれ度をアップさせたい方にオススメです。
エキゾチックな模様
実際のペイントイメージ
カルナ食堂さん
「小さい子は常に見ていないといけないので、こどもとパパが公園で遊んでいる間、ママがゆっくりできたりするようなブースになればと思います」と話してくれました。
カルナ食堂のカレーとALLWAYSのパンで迷い、どちらも買うことに
カレーのスパイシーさがたまらない!
ALLWAYSさん
北九州でも人気のパン屋さんで、焼き立てを提供してくれます。
焼き立てのパンの香りと袋から感じる温もりに、とてもあたたかい気持ちになりました。
ふっくらとしたクロワッサン
妻がラーメンを食べている間、私は息子と公園で遊ぶことに。
息子は土管のある小さな丘が気に入ったらしく、登ったり降りたりを繰り返していました。
特に降りる時は「おぅおぅおぅ」と声を上げながら駆け降り、こんなに速く走れるのかと驚くのと同時に、「成長したんだな」と嬉しく思いました。
近隣公園の遊具たち
ちょっとしたでこぼこも楽しい
息子のお気に入りポイント
どれも美味しそうで、ついつい全てのお店で料理を購入し、お昼ご飯だけでは食べきれずに夜ご飯として持って帰りました。
何を食べようか迷うのも楽しさの一つですね。
3.あなたもできる街づくり
今回の実証事業を手がけている都市再生課の樋口さん・児島さんに、街づくりにかける想いを伺いました。
左から樋口さん、児島さん
自由ヶ丘地区で始めたきっかけ、将来の展望は?
自由ヶ丘地区は丘陵地で高低差もあり、宗像市内でも人口が多いエリアです。
街が成長していく中で、いずれ買い物支援等も必要になってきます。
今回のショップモビリティ実証事業は、「人がお店に行くのではなく、お店やサービスの方から来てくれる」ところがポイントです。
さまざまな立場の人に寄り添う社会が求められる可能性も含めて、「大きな社会テーマ」として住民にとってのベストは何かを模索しています。
5月には、日の里地区に「ひのさと48」がオープンして話題になりましたが、UR団地がある里地区と、戸建て住宅の多い自由ヶ丘地区では、成功事例を共有することは簡単ではありません。
住民の方に実証事業のアンケートなどを行い、次世代の街づくり、飲食店の他美容やヘルスケア等、生活に求められるもので生活利便の向上を図りたいと考えています。
子育て世代に伝えたいことは?
歴史のある住宅・団地だと「高齢化」が注目されやすいですが、今住んでいる元気な方々、働き世代にこそ、このショップモビリティに注目してもらいたいですね。
「こんな街にしたい」という意見が集まると街が活気付くので、ぜひ積極的に事業に参加してほしいです。
宗像市は、県内でも土地の広さに対する公園の数、緑の多さは有数です。
ゆったりと休日を過ごすにはちょうどよく、ご近所さんも声を掛けてくれるので、公園でも過ごしやすいですよ。
パパレポーターに就任して9カ月たった今、思うこと
取材のため、イベントを探して実際に参加する度、「宗像って面白い街だな」と感じます。
今までは、市外の大きなショッピングモールや、人口の多いエリアの新店情報に目に行きがちでしたが、古来より人々が住み続けてきた歴史深い宗像市も、とても魅力的です。
取材先を振り返るだけでも、子育て支援に豊かな自然、山笠などの伝統行事、郷土の特産品、世界遺産CITYならではの文化施設などがあり、それらに関わる人の温かみも近くに感じることができます。
「街づくり」に関心のある方は、ぜひ自分のできることから始めてみてください。
気になるイベントに参加し、時にはSNSで発信するだけでも大きな一歩です。
私もパパレポーターとして各イベントに参加し、記事にすることで宗像市をはじめ全世界のパパに「宗像市の魅力」を伝えたいと考えています。
1人でも「宗像のあそこに行ってみようかな?」と感じてもらえると嬉しいです。
(レポートは原文のままで掲載しています)
自由ヶ丘地区団地再生ショップモビリティ実証事業
- 期間:12月25日までの毎週土曜日
- 営業時間:午前11時から午後5時まで(売切れ次第終了)
- 場所:自由ヶ丘中央公園、自由ヶ丘近隣公園
メニューなど詳細は下記URLよりご覧ください。
このページに関する問い合わせ先
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