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神迎え・灯ろうの道~灯ろうの絵作成~9月10日レポート~

更新日:2022年9月10日

こんにちは、ママレポーターの小野です。
日差しの強い毎日、大人はヘトヘト子どもは元気!
子どもたちには、イベント盛りだくさんの楽しい夏休みを過ごしてもらいたいものですね。

さて、そんな2022年の夏。学校から持ち帰ってきた冊子「夏の課外授業inむなかた」の中から、我が家も早速「神迎え・灯ろうの道~灯ろうの絵作成」をチョイス。実際の制作体験に行ってきました。

 

世界遺産ガイダンス施設「海の道むなかた館」へ行ってきた!

海の道むなかた館

海の道むなかた館は宗像大社に隣接する世界遺産ガイダンス施設です

入館料は無料で、開館日は午前9時から午後6時まで営業しています。
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産登録をされてから今年で5周年。
海の道むなかた館はこの世界遺産に関するガイダンス施設であるとともに、宗像の歴史について学ぶ施設です。
専門スタッフが、宗像の歴史について優しく分かりやすく教えてくれますので、みなさんもぜひお気軽にお尋ねください。

エントランス。「学びたい・知りたい」という意欲がそそられます

エントランス。「学びたい・知りたい」という意欲がそそられます

 

宗像大社の秋季大祭とは

毎年10月1日から3日に行われる宗像大社の秋季大祭。宗像大社にとって重要なお祭りであり、宗像市民にもなじみ深いものではないでしょうか。「みあれ祭」から始まり、古式ゆかしい「高宮神奈備祭(たかみやかんなびさい)」で幕を閉じます。

みあれ祭では、沖ノ島・沖津宮の田心姫神(たごりひめのかみ)と大島・中津宮の湍津姫神(たぎつひめのかみ)を、海を渡った本土の辺津宮にまつられている市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)の元へお運びします。この3人の女神様が、有名な「宗像三女神」です。

海上神幸は、神璽(しんじ・神のみたま)を乗せた御座船(ござせん)に、漁船およそ数百隻がお供する壮大な海上パレード!
そして、宗像三女神のみこしが神湊から宗像大社辺津宮へと向かうのが陸上神幸です。

 

神迎え・灯ろうの道とは

このみあれ祭「陸上神幸」を盛り上げるために、宗像市世界遺産市民の会のみなさんによって始まったのが「神迎え・灯ろうの道」。
毎年9月30日から10月3日まで、玄海コミセンから海の道むなかた館までの約1キロの道が、80基の灯ろうで彩られます。

この事業は、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の理解促進活動の一環で、「神の住むまち宗像」にふさわしい風土づくりとして取り組んでいるそう。
海の道むなかた館の夏のイベントとして、子どもたちに宗像の歴史と世界遺産を知ってもらうと、灯ろうの制作イベントを毎年企画しています。

 

灯ろうを作ってみた!

いよいよ灯ろう制作に取りかかります!
まずは灯りの周りに貼るための台紙を2枚いただきました。プラスチック素材で和紙のような模様が施され、灯ろうにぴったりな雰囲気があります。

受け取ると、早速息子が何やら描き始めました。

  • 灯ろうを作ってみた1
    真っ先に描いたのが虹。みあれ際が神様をお迎えするものだというところから、美しい虹というのが発想として出てきたのでしょうか
  • 灯ろうを作ってみた2
    どんどん描き進めています。海の上に描いているのは船かな?
  • 灯ろうを作ってみた3
    そしてついに約2時間かけて、2枚の絵が完成しました!

 

完成したときの息子の満面の笑みから達成感が感じられ、「神様の漫画を読んでいたので、虹などいろいろなものを描くのがとても楽しかったです。海を描くのが難しかったです」と話していました。
本人はあまり絵を描くのが得意でなかったのですが、事前に読み込んでいた3冊の本のおかげで、彼なりの「みあれ祭」を想像できたのかもしれません。

 

息子が参考にした本を紹介

事前に読み込んだ本

下記の書籍は、市民図書館で貸し出し、海の道むなかた館等で販売されています。

  • 宗像未来ガールズ:市内中学生が市のグローバル人材育成「宗像歴史未来塾・絵本づくりプロジェクト」の一環で作成

絵本「みあれ祭の日に」

作者・絵:宗像未来ガールズ、出版:アリエスブックス

絵本「また逢えたなら」

作者・絵:宗像未来ガールズ、出版:アリエスブックス

漫画「海の民宗像・玄界灘の守り神」

編著:宗像市世界遺産登録推進室、漫画:太神美香、出版:梓書院

 

実際の灯ろう完成イメージ

  • 最終的にはこんなに可愛い灯ろうが完成!
    最終的にはこんなに可愛い灯ろうが完成!
  • 中に明かりを入れて灯します
    中に明かりを入れて道を照らします

 

おわりに

秋季大祭の期間、玄海コミセンの前から海の道むなかた館へと続く道で、子どもたちが描いた灯ろうが秋の夜を彩ると思うと、とてもうれしく感じます。
神様が通る道を、子どもたちの作る純粋な絵で華やかにできるのはいいですね。
今年は秋季大祭の時に、遠い遠い昔の神様について思いを馳せながら息子とこの道を歩いてみようと思います。

 

(レポートは原文のままで掲載しています)

 

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