子どもにやさしいまちむなかた 第11回
更新日:2015年03月25日
これってどうなの? 車での通学
本年度は、子どもの権利について、具体的な例を挙げて紹介します。
Q:学校に子どもを車で送っている人がいるけれど、これって子どもの権利を考えた場合、どうなのですか?
「子どもが事故や事件に巻き込まれるかもしれない」「遅刻させたくない」「雨にぬれて風邪をひいたらどうしよう」という心配からか、学校の登下校時に子どもを車で送迎する光景をよく目にします。このことは、「子どもの安全を守る」という保護者の責務や、子どもの「安心して生きる権利」は保障しているかもしれません。
しかし、次のような子どもの権利が失われている可能性があります。
- 登下校を通じて交通ルールを自然と身につけることができる(学ぶ権利)
- 通学路で出会う子どもや地域の人と顔見知りになれる。
異年齢との交流も期待できる。(必要なコミュニケーションの力を伸ばす機会を得る権利)
もちろん、けがをしているなどの事情で、車での送迎が必要な場合もあるかもしれません。
しかし、「仕事に行くついでだから」「雨にぬれたらかわいそうだから」など、安易に車送迎をしていませんか。
子どもにとって最も良いことを考えた場合、どうすればいいのか、もう一度考えてみましょう。
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