子どもにやさしいまちむなかた第19回
更新日:2015年03月25日
子どもが元気な地域は地域も元気! 大島地区
子ども基本条例では、市民の役割として、「市民等は、地域において子どもが意見を表明し、又は参加する機会を設けるよう努めなければならない(第10条の2)」としています。
実際に地域では、豊かな人間性や生きる力を育むために、さまざまな形で子どもたちに体験活動の機会や活躍の場を提供しています。
今回は、大島地区の取り組みを紹介します。
大島には「15歳の春」というものがあります。大島の子どもたちは、高校入学を機に、大島や親元を離れることが多いのです。そういった背景があるため、大島地区では「大島の子どもは大島で育てる」の精神で、心豊かな子どもたちを育む活動をしています。年間を通じて数多く催されるさまざまなコミュニティ行事、山笠、運動会、敬老会など、数多くの体験の場や活躍の場を提供しています。
敬老会で参加者を席に案内する子どもたち
特に、敬老会では、子どもたちは
- 前日の会場準備
- 玄関での出迎え、席への案内
- 昼食の配膳、接待
- 同会での出しもの『演芸』
- 片付けと、さまざまな役割を担っています。
子どもたちは高齢者との交流の中で、社会の一員としての役割を自覚し、参加者は孫のような子どもたちをとても優しい目で見守っていました。
このような活動を通して、「子どもたちの豊かに育つ権利」(第6条)や「社会参加に関して、適切な支援が受けられること」(第7条の4)が保障されています。
この他にも大島では、七夕まつりやみあれ祭などが実施されていて、子どもたちは出し物披露やボランティアガイドとして活躍しています。
子どもたちは昼食の配膳も担当 | 敬老会では「キッズダンス」を披露 |
このページに関する問い合わせ先
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電話番号
子ども政策係:0940-36-1214
幼児施設支援係・幼児教育保育係:0940-36-3181
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