玄海学園(玄海東小学校) 夏休み学習会(8月22日)
更新日:2024年10月07日
本事業は、地域学校協働活動の1つとして実施されています。
玄海東小学校が主体となり、令和5年7月26,27,28日と8月21,22,23日に「夏休み学習会」が実施されました。この取り組みは、子どもたちに自学自習の力を高めてもらおうと、今年度より新しく始まった子どもの学力向上支援活動です。今回は、8月22日(火曜日)の様子をご報告します。
内容
校長の正路先生のお話からはじまり、3年生から6年生までの15名の子どもたちが、午前9時から11時までの2時間、2つの教室に分かれて「夏休み学習会」がスタート!
学校でも、家庭でもない、この場所では、みんなで楽しく宿題に取り組みます。
子どもたちは課題のドリルやポスター等を仕上げるために、真剣です。わからないところは、地域ボランティアや大学生ボランティアの方に聞きながらすすめます。「家で1人で宿題するより、ここでみんなでする方が楽しいよ!」と声をかけてくれたり、完成途中のポスターを見せてくれたり、気さくな子どもたち。
教室に先生が来てくれると、「せんせーーーい!!これ見て!」「先生!!私のも見て!」と子どもたちは先生に駆け寄ります。夏休み期間中に先生に会えて、とても嬉しそうでした。
子どもたちを教えるのは、地域と大学生ボランティアの方々です。主に学習のアドバイスや丸付けを担当します。ボランティアの方々を見ていて印象的だったのが、座っている子どもたちの目線でお話しているところや、「勉強がわからない」と言われたときに、ただ「がんばろう!」ではなく、「じゃあ、どうしようか?」といっしょに考えて取り組む姿勢です。
終了後、子どもたちはボランティアの方々の前に並んで、夏休み学習会のしおりに出席のハンコをもらいます。これをとっても楽しみにしていた様子で、ハンコをもらったしおりをみんなと嬉しそうに見せ合っていました。
当日、支援に入られた地域ボランティアの方々3名と大学生ボランティアの方1名へお話を伺い、
地域ボランティアの方は、
「普段から子どもとの関わりにおいて、地域として子どもたちのためにできることは何かと考えています。」
「1人でわからない事も、この場で解ける喜びを感じてほしい。」
「異年齢の交流ができる場になった。6年生が下級生へ宿題を教えてくれて、6年生の成長を感じることができた。」との事でした。
大学生ボランティアの方は、
「先生を目指しています。会うたびに夏休みのできごとを話してくれます。もっと子どもたちと関わりたいと思いました。」と聞くことができました。みなさんそれぞれの「あたたかい思い」があり、その軸となる「あたたかい思い」は子どもたちに伝わっていると思いました。
そんなみなさんと、玄海東小学校の正路校長(写真右上)と若杉主幹教諭(写真右下)です。
最後に、「写真にうつりたい人ー!」と子どもたちに聞くと、「はーい!」と元気に手を挙げてくれました。そんな1枚がこちらです。今にも笑い声が聞こえてきそうな、素敵な写真が撮れました。
主催者等
主催:玄海東小学校
当日の参加者
児童:15名
地域ボランティア:3名
大学生ボランティア:1名
小学校教諭:3名
宗像市では、令和4年度から全学園で小中一貫コミュニティ・スクールを開始し、各地域で「子どもたちの豊かで、健やかな成長」のため、様々な学習支援・体験活動が実施されています。今後、ますます活動が増えていくことが期待されています。
このページに関する問い合わせ先
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