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2024年インタビューVol.3

最終更新日:
(ID:8040)

移住のきっかけは何ですか?

海を眺める子どもたち(相部さん)

2018年9月、上の子の幼稚園入園を機に家を建てようと思い、土地を探しました。

福岡と北九州の中間くらいがいいなと思って土地を探していたときに、希望通りの土地と巡り合い、宗像を選びました。

生まれ育ったのは福岡市で、結婚して小倉南区で一人目の子育てをしていたので、宗像は初めての土地でした。





宗像に住んでみての感想はどうですか?

宗像大社の階段(相部さん)

昔から食べることが大好きで、大学で管理栄養士の資格を取って、食品関連の会社で営業や食育にも携わってきました。

そのため移住前から「道の駅むなかた」の存在は知っていて、行くのを楽しみにしていました。

実際に行ってみると、見たことのない魚や野菜がいっぱいあって、子どもと一緒に「これは何だろう?」「どうやって食べるんだろう?」と話しながら、店内を回るだけでもとても楽しいです。

旬の物・地元の物が中心なので、売り場から季節の変化を感じられるのも良いなと思います。産直市場は、「ほたるの里」にもよく行きます。






宗像市での子育てについて

北斗の水くみ公園(相部さん)

子育て環境がすごく良いと感じています。海もあって、山もあって。

「北斗の水汲み公園」は特に気に入っていて、季節問わず遊びに行きます。海で遊ぶのはもちろんですが、貝殻拾いをしたり、砂浜で遊んだり。

「ふれあいの森」もよく行きます。遊具が多くてたっぷり遊べます。それに春は桜の名所がたくさんあるし、秋はお祭りなどイベントが多くて、遠くに出かけなくても市内で充分遊べますね。

それから、子どもが2年生になって「むなかた子ども大学」のスケールの大きさに驚きましたし、すばらしい取り組みだと感じています。

うちの子は「保育士体験」を選びましたが、とても楽しかったようで、こういう体験型の学びの機会が公立小学校にあるのは、ありがたいことだと思います。

また、子どもたちにとっては「宗像が地元」になるので、世界遺産にも登録されていて歴史ある宗像を、子どもたちが誇りに思うように育ってくれたらと思います。






仕事について

コンフィチュール製造2(相部さん)

2019年に下の子を出産し、すぐコロナ禍になりました。その中で、今後、自分はどうやって生きていきたいか考えたとき、「子育てと仕事を両立しつつ、自分のやりがいも大切にしたい」と思い、個人事業主として開業するのはどうだろう、と考え始めました。

先ほども話に出ましたが、食べることが大好きなので、やっぱり開業するなら「食」だと思いました。宗像の「食」を考えたときに、産直市場で感じていた「多品目の農産物」が宗像のすごさだと改めて思いました。

「苺」や「いちじく」と言っても様々な品種があり、それぞれに美味しさが違います。この美味しさを色々な人に伝えたいと思い、「食材の良さがダイレクトに伝わるから、ジャムはどうだろう」というアイディアが浮かびました。

まずは、ジャムの試作や開業準備の様子を「いつか宗像でジャム屋さん」というSNSアカウントで発信を始めました。すると、1カ月で200人ほどフォロワーが増え、多くの人が応援してくださることに感動しました。


コンフィチュール製造(相部さん)

地元宗像の方やジャム屋さん、農家さんからメッセージをいただき、本当にうれしかったです。 そして、いざ本格的な開業準備を始めようと思い、商工会へ電話しました。

創業者応援補助金の存在を教えていただき、エントリーしました。業務用冷蔵庫の購入や工房の電気工事などに補助金を使わせていただき、設備をしっかり整えて2023年3月に販売をスタートすることができました。

販売スタートから半年後、「宗像市伴走型創業支援プログラム」の存在を知り、これにもエントリーしました。手探りで何とか製造も販売もできるようになりましたが、事業として継続していくためのスキルを身に付けたいと思っていた時期だったので、選考に通ってうれしかったです。


コンフィチュール(相部さん)

7カ月間のプログラムで、事業を発展させていくためのノウハウを教えていただきました。特に私が悩んでいたのは「どうすれば商品を通して、宗像の魅力を伝えられるか」でした。伴走支援を受ける中で、農家さんが手間暇をかけて作った作物こそ「宗像の魅力」だと改めて思い、自分の商品の付加価値として表現していきたいと思えるようになりました。いつも応援してくださる農家さんに、しっかりと恩返しができるようになりたいと思っています。コロナ禍もあり子どもが小さかったこともあり、開業前は狭い世界しか知りませんでした。でも開業したことで、人との繋がりも増え、行動範囲も広がり、宗像への愛着も感じるようになったので、開業が私にとって大きなターニングポイントになったと思います。


  •  コンフィチュール2(相部さん)
  • 大豆のコンフィチュール(相部さん)




宗像での生活について~休日の過ごし方~


対面販売(相部さん)

週末にマルシェも多いので、子どもも一緒に連れていくことが多いです。

物を作って売ることが子どもにとって身近なので、「かけ算って大事なんだね」という気付きがあったりして、学校での学びが生かせているように思います。

自分が働く姿を見て、人とのつながりの大切さを感じてもらえたらうれしいです。





移住を検討されている方へのメッセージ



相部さん(正面写真)

宗像は新しい人を温かく迎えてくれる雰囲気があると思います。「宗像が好き」と言う人も多いような気がします。

個人で開業している女性も多い印象で、横のつながりもあって温かい雰囲気です。

商工会の勉強会もためになりますし、人も、制度も、自然も、食べ物も、歴史もあって、いろいろなところに宝石が落ちている場所だなと感じます。







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