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博多阪急「宗像産米粉・野菜を使った料理教室」
2025年2月21日更新楽しむ
博多阪急「宗像産米粉・野菜を使った料理教室」
2024年10月24日、福岡市の博多阪急で「宗像産米粉・野菜を使った料理教室」が開催されました。
今回、野菜ソムリエプロのなかしまゆみさんが、サポートの1人として参加。
昨年2月の宗像市食育講演会で登壇していただいたことがきっかけで、現在も宗像市内の野菜農家さんと交流が続いているんだとか。
2カ月に一度、博多阪急の地下1階「阪急うまか研究所」で料理教室を開催しており、なかしまさんのご好意で、宗像産の食材をPRする機会をいただきました。
野菜のプロと米粉のプロが共演
講師は、道の駅むなかたにある「JAむなかた米粉パン工房 姫の穂」の的場店長。
米粉を使った「ピザ」と「チヂミ」を9名の参加者と一緒に調理しました。
サポート役として、ソムリエプロの「古原美和子さん」にも加わっていただき、ワイワイと和やかな雰囲気の中、1時間ほどで完成しました。
今回は米粉を使ったピザとチヂミを作ります
的場店長となかしまさんが米粉「姫の舞」を紹介
1.米粉のピザ
ピザの具材は、宗像産のミニトマトとブロッコリー、市販のベーコンです。
材料を混ぜたあと、生地にツヤがでるまで20分ほど練り込みます。
1人分の小さな生地でもなかなか手間がかかりますが、練り込めば練り込むほど生地が育つ状況が分かります。
その後、3mm程度の厚みにし、220度のオーブンで20分間焼いたら完成です。
材料はこちら!
生地を練り込みます
みなさん真剣な表情
ふっくらとした米粉ピザの完成!
2.米粉のニラチヂミ
具材は宗像産ニラを使用。本当は旬のイカも用意したかったところですが、あいにく不漁で道の駅でも販売されていなかったため、シンプルにニラのみで調理。ご自宅で作るときは、エビやホタテなどの魚介やキムチを入れるのもお勧めです。
具材を切って混ぜて、フライパンで焼くだけですので、とっても簡単!
小麦粉や片栗粉と作るときと同じように、ごま油を敷き、両面焼き上げ、中まで火が通ったら完成です。
鮮やかな緑色が美しいニラチヂミ
試食
完成後、パン工房姫の穂から持参した「米粉ドーナツ」、九州産大豆と福岡産あまおうを使った「豆乳」と一緒に試食。
米粉ドーナツは、宗像産甘夏のピューレを練り込んでいて、ほろ苦さと甘みがミックスした絶妙な味です。
米粉ドーナツとあまおう豆乳と一緒にいただきます!
美味しさに話も弾みます
料理教室を通して
今回の料理教室の中で、米粉に興味はあってもなかなか使うまでには至らないという人が多かったことが印象的でした。
実際に使ってみると、「思ったより簡単だった」「生地がもっちりとして美味しかった」「腹持ちが良さそう」と大満足の様子で、米粉の魅力を知ってもらえたと思います。
配布したレシピを見て、家庭でいろいろなレシピにチャレンジしたいという人もいらっしゃいました。
JAむなかたの米粉は「パン用」「菓子用」の2種類があり、ケーキやクッキーなどのお菓子だけでなく、天ぷら粉や餃子の皮の生地など幅広い料理にも使うことができます。
作るのは少しハードルが高いという人も、直売所で「米粉パン」「米粉シフォンケーキ」などが購入できますし、宗像市外の人でも「ふるさと寄附の返礼品」の取り扱いがありますので、ぜひ一度ご賞味いただけると嬉しいです。
宗像市は米粉の普及を進めています
お米は日本人の主食であり、国内で自給可能で、総供給熱量の2割を占めています。
そのため米の消費拡大は、食料自給率向上を目指す上でもとても重要です。
特に宗像市は米の生産が盛んですが、米の需要と価値を高めることにより、農家の安定的な経営にもつながります。
また、農業が持続していくことで、景観や防災などの多面的な機能を持つ農地の維持にもつながるため、宗像市ではこれからも米粉の利用普及を続けていきます。
参考情報(外部サイト)
JAむなかたがお勧めする米粉レシピ集(PDF:545KB)
宗像産米粉・米粉パンが買える店