更新日:2024年8月21日
私たちのライフラインとして大切な下水道
下水道は見えないところで私たちの快適な生活を支えています。
「下水道の日」とは
1961年に著しく遅れていた下水道の全国的な普及を図るため「全国下水道促進デー (9月10日の前後1週間)」として始まりました。その後、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンで立春から数えて220日に当たる9月10日に定められました。雨水を汚水管に流していませんか?
市の下水道は、汚水と雨水を別々に流す「分流式下水道」で整備しています。家庭のトイレ・台所・風呂場などで使った汚水(排水)は処理場で処理していますが、雨の日は晴れの日の約1.6倍の汚水が処理場に流れ込みます。大量の雨水が汚水管に流入すると、汚水管の許容量を超え逆流することがあります。雨の日の汚水量が、増えています
雨の日は、晴れの日よりも多くの汚水が下水処理場に流れ込んでいて、処理に困っています。この原因の一つに、家の屋根や庭に降った雨水が、誤って「汚水管」につながれていること(誤接続)が考えられます。
逆流や河川水質悪化の恐れも
雨どいや庭などからの雨水を、宅地内の汚水ますや汚水管に流すと、大雨の日は下水処理場の能力を超え、機能がまひしてしまいます。下水処理場の機能がまひしてしまうと、次のような現象がおきます。
- 道路上のマンホールや、宅地内の汚水ますから汚水があふれてしまう
- 各家庭の汚水が流れにくくなったり、逆流してしまう
- 汚水をきれいに処理しきれず、川や海の水質を悪化させてしまう
宅地内を確認しましょう
雨水が入っている可能性がある場所を確認し、次の項目を確認して雨水が入らないようにしましょう。
「雨どい」が「汚水管」「汚水ます」に誤接続されていませんか?
「雨どい」からの雨水は、「雨水管」か「雨水ます」につなぎましょう。
「汚水ます」のふたが割れていないか確認
割れたふたから雨水が汚水管に入り込むため、修繕などの対応を。
建物の増築・改築時は、誤接続に注意しましょう
建物を増築・改築するときは、誤接続しやすいので、建築した時の図面で接続する排水管の接続先を確認しましょう。
汚水管には雨水を絶対に流さないよう、十分注意しましょう。
マンホールカードの配布場所を変更
市では、2種類のマンホールカードを配布中。カードと同じカラーマンホールを探してみてください。
配布場所
「タイナミ」:海の道 むなかた館
「カノコユリ」:街道の駅 赤馬館
- 各施設の休館日は宗像終末処理場で配布
このページに関する問い合わせ先
環境部 下水道課
場所:宗像終末処理場
電話番号:0940-36-4136
ファクス番号:0940-36-4230
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