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べじたぶる8月号「農業は楽しく長く目標に向かって日々邁進」~農業人 中村一翔さん~

2024年8月8日更新更新知る

 

 

「中村一翔さん」

  • 営農年数…4年目
  • 営農地…宗像市王丸
  • 栽培品目…イチジク・かんきつ・ブドウ・米・その他野菜など
  • 作付面積…約120a

一念発起し農家へ転身

東京の大学を卒業後、就職を機に宗像へと戻った中村さん。「10年ほど働いたら、両親の農業を継ごうと思っていました」と当時を振り返ります。
しかし、転機は思いのほか早く訪れました。就職して4年ほど経ったころ、お父さんから“年齢的に運転免許証の更新が今回で最後になるかもしれない”と告げられたのです。そのとき世間はコロナ禍だったこともあり、さまざまなことに思いを巡らせたといいます。そして「20代のうちにいろいろ経験したい」と就農を決意。一度はご両親に反対されたものの、強い思いと覚悟を伝え、3年前に就農を果たしました。

継承後の変化と守り続けるもの

実は中村さん、この「農業人」にご登場いただくのは2回目。約2年の間に、中村家の農業はお父さんから中村さんへ、しっかりと受け継がれていました。1日農業バイトアプリ「daywork(デイワーク)」の利用を始めるなど、人材確保にも尽力。今年5月には常時雇用へと踏み切り「パートさんがいてくれるおかげで管理に手が行き届き、農産物も順調に育っています」と手応えを感じています。
時にはお父さんとぶつかることもありましたが「それが親元就農」と笑う中村さん。代々受け継がれてきた品目を守りつつ、面白そうなものがあれば積極的に試し農業を楽しんでいます。

楽しく長く続けられる農業を

やりがいを尋ねると、「頑張った分が売上というかたちで表れると嬉しいけど、一喜一憂しないようにしています」と意外な言葉が。これは、どうしても天候に左右されてしまうという農業の厳しさを知っているからこそ生じた、中村さんなりの心得です。しっかり向き合い作業をこなしながらも、平常心を保てるよう“できなかったときはできなかったとき”と割り切ることも大切にしています。
そんな中村さんの目標は、法人化することです。そのためにも、「安定した売上を確保し、できるだけ無理せず楽しく、そして長く続けられるような体制をつくりたい。息子が将来“継ぎたい”と思ってくれるような農業をやっていきたいです」と意気込みます。今後も続く、若き担い手の挑戦から目が離せません。

 シャインマスカット6月撮影

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