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べじたぶる10月号「農業って面白い挑戦重ね面積拡大に意欲」~吉本 和希さん~

2024年10月4日更新更新知る

 吉本和希さん

  • 営農年数:7年目
  • 営農地:宗像市陵厳寺
  • 栽培品目:米・キャベツ
  • 作付面積:延べ約10ha

“食”つながりの新天地

農産物を素材にさまざまな料理へと生まれ変わらせる“シェフ”から、素材そのものを生み出す“農家”へと転身した吉本さん。「料理を突き詰めていくうちに、自分で納得のいく農産物をつくり、それを使って料理がしたいと思った」と当時を振り返ります。元々太陽の光を浴びながら体を動かすことが好きだったこと、そして実家が代々兼業農家であったこともあり、就農を決意しました。

ご両親の代まで栽培されてきたのは、米。就農するにあたって、農閑期に栽培できる品目を探していたところ、当時JA職員で農家との付き合いがあった親戚から「キャベツ面白いらしいよ」の一声が。それから、その情報元である農家の下で1年間研修を受け、就農を果たしました。

農業は難しい。だから面白い

こだわりを尋ねると「こだわりはない」とのこと。それは、いろんな人に話を聞いて、毎年異なる栽培方法を試すようにしているからだといいます。これまでも特定の手法にこだわらず、株間や肥料設計を変えてみるなど試行錯誤してきた吉本さん。部会やJA、インターネットなどから得た情報はとにかく試し、良かったものは続ける。これを繰り返すことで、より良いかたちを追求しています。

「農業を始めて7年では、正解は分からない。天候次第なところもあって難しいけど、だからこそ農業は面白い。その思いは就農当初も今も変わりません」と、吉本さんが思う農業の醍醐味を教えてくれました。

今後も続く限界への挑戦

徐々に増やしてきた作付面積は、就農当初の10倍以上に。「面積が増えると、“どこまでできるだろう”と目標も増えてより楽しくなった」と話し、作業を1人でこなす大変さを感じさせません。2023年8月には認定農業者の認定も受け、作業効率化に向けて新たな農機の導入準備も進めています。

今後の目標は、作付面積をさらに拡大すること。「地域を守るためにも、自分にできるところはすべてやっていきたい。あとは焦らずにいきたいかな」とはにかみます。楽しむ心、挑戦する姿勢を忘れずに、これからも吉本さんらしく目標に向かって進んでいきます。

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