更新日:2023年10月12日
宗像の誇りとは何か?と問われた時、いつも私の頭に浮かぶのは「互譲互助(ごじょうごじょ)」と「育教」です。この2つは、「家風」「校風」「社風」などのように宗像で暮らす人々が、知らず知らずに培ってきた風土だと感じています。人が風土をつくり、風土が人を育む。ですから、先祖代々、この地で暮らしている人も、転入してきた人も同じように、この心を持った宗像人となっていくのでは、と感じています。
郷土の偉人、出光佐三翁が「教育」という言葉について「人間が先。『育』が先で『教』が後。それだから『教育』という言い方が間違いで『育教』といったほうがいい」と仰っています。まさしく、その通り。お互いを尊重する精神である「互譲互助」とならび宗像人・佐三翁ならではの名言です。
市内には、教育大、日赤看護大と高校が2校あります。これらの学校は、キャンパスを離れ、学校間や地域、企業と連携しダイナミックに活動。宗像で学び、宗像の風土を宿した若者らが斬新な発想で街の活性化を促しています。特別支援学校もこの風土の学び舎となることを期待しています。
「互譲互助」と「育教」は歴史や伝統、自然に並び、次世代に受け継ぐべきまちの財産です。
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総務部 秘書政策課 秘書係
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電話番号:0940-36-0890
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